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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

誰にでも似合う赤がある!流行の赤い口紅でイキイキと輝こう♪

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皆様こんにちは!
カラーコンサルタントRosa代表、山田美帆です。
誠ブログからオルタナティブブログに移って初めての投稿です。
今後ともよろしくお願いいたします。


最近、「赤い口紅が流行ると好景気」という記事をよく目にしますが、私の分析はこちらです。
→「赤い口紅の流行は景気回復のサイン」は本当なのでしょうか?

景気回復と関係があるのか否かは、上記の記事を読んでいただければ幸いですが、ここでは「赤い口紅は誰にでも似合うのか?」ということについて書きたいと思います。

最近赤い口紅がリバイバル

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赤い口紅と言えば、四半世紀前のバブル期に流行しました。
現在の40代・50代の方で、当時のCMの今井美樹さんに刺激されて買われた方もいらっしゃるでしょう。
その後、流行はヌードカラーになったため、赤い口紅をつけている方は「古臭い」「おばさんぽい」などと言われ、肩身の狭い思いをしてきたかもしれません。

ところが、ここ2~3年、若い世代を中心に赤い口紅がリバイバル。
アンケートによれば、なんと20代の4分の1が赤い口紅を持っているそうです。
しかし、その中には1度使って、あまりにも似合わないと思い諦める方も多々いるそうですが、赤い口紅はどのような方に合うのでしょうか?

誰にでも似合う赤がある

一般的に赤い口紅は、黒髪で真っ白な肌で、はっきりした顔立ちの方に似合うと言われています。
確かに、真紅と呼ばれる赤は、誰にでも合うわけではなく、似合う人を選ぶでしょう。

しかし、赤と言っても、色々な赤があります。

食べ物でたとえると、スイカの赤・リンゴの赤・サクランボの赤・トマトの赤は、すべて違う赤です。
つまり朱色に近い赤と、紫っぽい赤があるのです。

人の肌色も同じく、同じ黄色人種でも、黄みをおびた肌(イエローベース)と、青みをおびた肌(ブルーベース)に分類できます。
ご自分がどちらの肌色をしているかは、専門家に判断してもらうのが一番ですが、簡単に判断する方法はいくつかあります。

その一つとして、ゴールドとシルバー、どちらのアクセサリーが似合うかで判断できます。
ゴールドが似合う方はイエローベース、シルバーが似合う方はブルーベースの可能性が大なのです。

それでもわかりにくいと思われる方、もしくはアクセサリーに縁がない方は、下記のように親指の先が見えるようにきゅーと手を握ってください。

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このように親指がオレンジっぽい色になる方は、イエローベースの可能性が高く、口紅もオレンジがかった赤が似合います。

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また、親指が紫っぽい色になる方は、ブルーベースの可能性が高く、口紅も少し紫が強い赤が似合うのです。

他にも、イエローベースの方はコーラルピンクやオレンジ、ブルーベースの方はピンクやローズ系の口紅が似合うので、お試しください。


■赤い口紅の注意点

ところで、赤い口紅をはじめ、濃い口紅をつけるときは注意が必要!

全体的にメイクが濃いと派手で古臭い印象を与えてしまいます。
赤い口紅をつける際は、アイメイクやネイルは押さえ気味にしたほうがいいでしょう。

また、赤は膨張色。
唇が大きい方が赤を全体に引くと、妖怪人間のようになってしまいます。
唇のふちをファンデやコンシーラーで少し塗り、口紅の面積を小さくしたり、真ん中を濃いくするだけで印象が変わってきます。

あとは、濃い色の口紅は歯についた時に目立ちやすいので注意しましょう。
色のコントラストもはっきりしているので、真っ白い歯を心がけることも必要です。


■赤い口紅の魅力

心理学的にも、真っ赤な口紅は肌色とのコントラストが際立つために、年齢より若く見える効果があると言われます。
また、赤リップをつけている顔は健康や美しさに直結するため、魅力的に見えるとも言われており、イキイキとした印象を与えるそう。

赤はエネルギッシュで活動的な色です。自信を与えてくれる色で、外交的に明るさを与えるので、是非取り入れていただきたいと思います。

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