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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

ミドリムシクッキーを食べてみよう!!

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皆様は小学校で習った「ミドリムシ」という微生物を覚えていますか?
植物と同じく葉緑体を持っているので、
光合成を行うのに、運動をするという不思議な生き物です。
そのミドリムシを使ったクッキーが、今大人気なのです!

 このクッキー、東京お台場の「日本科学未来館」で販売されていて、
1枚に2億匹のミドリムシが含まれているそうなのです。

この商品を開発した、株式会社ユーグレナ(ミドリムシの学名)さまによると、


「人間が必要とする成分のほぼ全てを含むユーグレナは、
特に高機能食品としての 有効利用に期待が注がれています。
また、わずかなミネラルと太陽光だけで成長することから、
大量の食糧を搬出できない宇宙などの閉鎖系環境における
食糧としての応用も視野に入れています。(同社HPより)」
だそうです。

ミドリムシが食べれるなんて・・・
しかも栄養価が高いとは驚きですよね。


そもそも食べ物の色には人の心を癒したり、
パワーを与えるエネルギーがあるのです。
緑の食べ物は、野菜や海草などに多くみられますが、
カルシウムやナトリウムなどのミネラルやビタミンを多く含んでいます。

 

特に緑色の色素であるクロロフィルは、
光合成を行うために日光エネルギーを吸収して、
植物が呼吸や成長するための代謝に欠かせない栄養素で、
人間の体を弱アルカリ性に保つ大切な役割があるのです。

しかも、血液をサラサラにする効果や精神面でのムラをなくし、
心身にバランスや安定をもたらします。

 

ミドリムシにもこのような栄養素が含まれているようです。
しかも、淡水ならどこでも生息し、培養もしやすいそうです。

おまけに、環境問題に貢献したり、燃料や食料として、今後活躍が期待されているそうですよ。

 

実際に食べてみると、
ちょっと癖のある、お茶でできたクッキーのような感じです。
バター風味で甘さは控えめです。
ミドリムシベーグルもありましたが、
こちらは1個につき、ミドリムシが150億匹も入っているそうです。
150億って想像できない数ですよね(笑)


このミドリムシクッキー、
残念ながら今は日本科学未来館でしか販売されていませんが、
通販やコンビニでも買えるようにしてほしいですね。
そのうちミドリムシを使ったサプリメントやドリンクも出るかもしれませんね。

 

皆様もGWには東京未来館に足を運んで、このミドリムシクッキーを食べてみませんか?

 

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