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ソフトウェアは私たちに幸福をもたらすことができるのか

本日開始の新サービス「Topika」とは?

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Topika160x100_1  今日、新製品(サービス)「Topika(トピカ)」の発表し提供を開始しました。

 プレスリリース:
 インフォテリア、トピック追跡管理サービス「Topika」の提供を開始

 「Topika」は、中小規模のシステム開発、製品製造、顧客対応などのシーンにおいて個々の問題のトラッキングを行うためのソフトウェアであり、ここ(オルタナティブ・ブログ)でも結構話題になったSaaS (Software as a Service)としてインターネット上で提供します。

 私たちが調べた限りでは、中小規模のシステム開発、製品製造、顧客対応などにおいて管理される個々の問題についてはExcelやメールで管理されているケースも多く、体系的、効果的に管理されているとは言えない状況が存在しました。また、専用のソフトウェアを使っている場合は外注先や発注元と情報を共有できないなどの問題がありました。そこで、インフォテリアでの社内利用も含め、このようなトピック管理を行うソフトウェアとして、ある海外のソフトウェアベンダーと共同で開発を進めてきたのが「Topika」です。

 「Topika」では、目的に応じたカスタマイズが可能で、個々の問題をトラッキングするだけでなく、統計的な処理を行なったり、RSS/XMLで配信したりすることが可能です。また、SaaSとして提供されるため、複数の企業にまたがったプロジェクトでもすぐに利用することができます。

 ちなみに、「Topika」は、英語の「Topic」の語源ともなっている古代ギリシャ語に由来します。「The Open Platform for  Intelligence & Knowledge Administration」などと、こじつけも考えてみましたが却下されました(笑)。

 ところで、インフォテリアの製品は、「ASTERIA」はサーバーソフト、「Topika」はSaaS、「c2talk」はクライアントソフトとWebのハイブリッドと、提供形態に節操が無いように見えるかもしれませんが、それぞれの適用シーン、用途を考えて最適の形態で提供すると結果的にこうなりました。Web 2.0やSaaSが騒がれて、ブラウザベースのアプリケーションは進んでいて、そうでないものは遅れているように捉えられる向きもありますが、決してそうではなく、それらの選択肢が増えた中で最適な形態でソフトウェアを提供することに意味があると考えています。

 さて、立て続けに新製品を発表していますが、実はまだ続きます。お楽しみに。

(つづく)

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