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Google AnalyticsとEU GDPR

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Google Analyticsを使っている方には、Googleから連絡が来ていたと思います。僕の場合は、以下のように来ていました。
4月12日 [Action Required] Important updates on Google Analytics Data Retention and the General Data Protection Regulation (GDPR)
4月20日 [ご対応ください] Google アナリティクス データの保持と一般データ保護規則に関する重要なお知らせ
4月28日 [Important Notice] Data processing terms for the General Data Protection Regulation (GDPR) available for review / acceptance

このオルタナティブ・ブログでも吉政さんが「GoogleAnalyticsの古いデータが消えてしまう意味」として書いています。

僕としては、GDPRの概念は理解できるものの、自分への影響や対処が理解できていません。そもそも非営利の個人に影響するのかすら、わかりません。オルタナティブ・ブログの場合、僕(個人。非営利)の意思に基づいて、ITmedia社が運営するオルタナティブ・ブログでGoogle Analyticsが個人情報を収集します。この場合、GDRPに対応すべき主体は誰でしょうか。僕は少なくともCookieの使用の許諾を得る必要がありそうな感じがします。履歴を振り返ってみたら、EU圏からごくたまにアクセスする方がいらっしゃいます。

JETROの「EU一般データ保護規則(GDPR)」に関わる実務ハンドブック(入門編)を読みましたが、疑問の解決には至らず。

Google Analyticsの設定は、最短の14ヶ月にしておきました。この期間を超えて久しぶりにアクセスしたユーザーの統計には影響しますが、気にするほどではないでしょう。ただ、この設定が「集計データに基づくレポートは影響しない」そうなので、GDPRに対応できているのか、疑問が残ります。

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