文書公開における黒ぬり部分の割合って何をモノサシに考えればいいのでしょうか?
出せないのですよ。そもそも非公開なものを公開してるので。。。だから真っ黒!…ってな感じなのでしょうか? 感熱紙(今時あるのか?)じゃないのだから黒くならないよ!と、電気屋のおじさんに言われているような錯覚でしょうか? むしろ感熱紙で出したら最近異常に暑いから黒くなってしまったと言えるのではないか?と余計なことも考える。
塗らなくてもいい部分まで塗るから海苔になってしまう。そこまで黒くする意味があるのか?と。
「これ、海苔ではありません」 長野県が公開した99%黒塗りの公文書に驚きの声
99%真っ黒な「黒ぬり公文書」は、とりあえず言われたから出したとしか考えられないですよね。伏せる部分もそれなりにあるし、出すに出せない正当な事情(真っ当な場合の超一般的解釈)もあるはず。実物見てませんが、写真で見る限り真っ黒です。ここまで真っ黒にされると、余計な部分まで疑ってしまうものです。何をそこまで隠したいのか?
・インクの無駄(プリンタもコピー機もぶっ壊れますよ
これ縦読み(書き)か、行間のないまったくない詰まった横読み(書き)かも不明な文章(1ページ目の感じだとたぶん横)ですが、期待を裏切って文字でなく写真や図ならば、全面黒ぬりでもわからなくもありませんが、やっぱわかんないです(爆) 普通は縦横のどちらでも行間があるはずで、文字の黒ぬりでも文字以外の行間を塗りつぶす必要ないから、シマシマになるはず。。。なのですがw
・3ム、ダラリ
以前、社会人になってから私も学ばせて頂いた学校の創立者の言葉です。能率の要諦をまとめた「能率10訓」
ムダ(本質でない)ことをする ⇒ ムラ(黒ぬり選択範囲)の整合性 ⇒ ムリが生じる(真っ黒!)
・デジタル編集の落とし穴
今ではほとんどない(ニュース等の記憶がないだけかも?)と思いますが、今回のような非公開文書の黒ぬりで文字が元に戻ってしまったケースがありました。このブログもう10年近く前に書いたものです。情報セキュリティ標語の「く」:黒塗りの、PDFもコピペで戻る、丸見えに
デジタルデータの文書をデジタルで編集するから元に戻ってしまう、という簡単な構造なのです。例えば伏せ字にしてない文書を印刷してから、墨なりマジックで塗ったとしても透かせば元のインクが多少見えるはず。塗ったインクと元のものが同じでないからという話です。黒文字に黒のマーカーをデジタル的に編集しただけのものならば、コピペで見えちゃったのね!と後でビックリw
やはり物理的に■や*で置き換えるほうが安全だし、伏せ字らしい感じもする。詳しいことは以前のブログに書いてあります。あと黒ぬりされた写真の本をどうにか消してみた…という好奇心旺盛な挑戦も書いてました(爆) 随分まえのものですが、考え方は全然使えます(それ、どっちの話だ?
まぁ、自身の見えている範囲が狭いという認識を常に持つということを大切にしていきたいと、改めて考えるのでした。