情報セキュリティ標語の「き」:金曜日、残った仕事を、持ち帰る
今日は水曜日ですが、情報セキュリティ標語は金曜日なのです。それは単に「き」から始まるだけなので、気にしないで下さい(笑)
で、またもや前回から、ちょっと期間があいてしまいました。情報セキュリティ標語の「き」です。今までの「あ・い・う・え・お」[か」までの情報セキュリティ標語も参照下さい。
「き」:金曜日、残った仕事を、持ち帰る
これ、誰も持ち帰りたくない、はずなのです。いくら仕事好きな方でも、週末に仕事を自宅でするのはイヤでしょう。と、金曜日に限った事ではないのですが、週末にゆっくり・・・って、多いと思います。
これは情報セキュリティだけの話じゃないのです。無茶な労働環境が招いている現状もあります。
残業ダメ!業務時間中にしなさい!って、出来るならば、そうしたいと。。。誰しもが思うのです。処理能力の問題もあるのでしょうが、コンピュータもフリーズするように、時間的、物理的な限界もあるのです。
たとえば:
1.週明けまでにまとめなければならない
2.ゆっくりと時間をかけて考えなければ、まとまらないもの
3.本当は今週中にしなければならなかった残務など
これらは、間違いなく週末にやった方が良く、それしか時間がないという現実だったりもします。
もちろん、持ち帰らないほうが何よりも良いのでしょうが、持ち帰ったほうが良い場合もあるのです。
情報セキュリティ標語は、「うっ・・・」と思う日常の行動から作っています。が、持ち帰りする覚悟をしてから!ってことを伝えたいのです。
会社側は、ダメ!ダメ!ダメ!の連発でしょう。だったら、仕事の環境も考えてくれ!って、対会社側に言いたいことです。このジレンマはなくなりません。しか~し、持ち帰るにも大きな責任がついてくるのです。
金曜日に飲み会など酒の席は多く、飲めば酔っぱらいますね。自宅の防犯面であるセキュリティに問題があれば、持ち帰ったブツは、危険にさらされます。東京はまだ梅雨に入ってませんが、天気の良い日は窓も開けっ放しにして、空気の入れ換えなどしますよね。鍵のかけ忘れや、何かあると思い泥棒が入ってくるかもしれません。ブツの移動中にも「うっかり」しちゃうこともあります。これらは発生しないと断言できません。
危険ブツを持ち歩くような感覚で、移動、保管、管理。。。が責任になります。これが「持ち帰る覚悟」だと思うのです。