インターネットを見ていると、本来の目的がすれてくることが多い(その2)
インターネットを見ていると、本来の目的がすれてくることが多い(その1)からの続きです。
で、空中浮遊に挑戦、そして失敗…(動画):らばQの記事の下にあった関連記事の中に、「初心者おそるべし!」PCサポートが遭遇した珍質問いろいろってのを発見した。この関連記事って繋がりもよくわからないのですが、私自身もよくわかっていないので、ここはとりあえず良しとします(^^;;;;
パソコンは初心者にはハードルが高いようで、ちょっとしたトラブルでも、どうしていいのか分からずパニックになりがちです。
相談を受けるカスタマーズセンターも慣れたものですが、質問にならない質問だったり、トラブルではないトラブルだったり、そもそも日本語として通じていない場合さえあるようです。
そんな(他人事だと)笑いを誘う、サポートと相談者の会話集をご紹介します。
「連中のパソコンは化け物か」
サポート:どんなPCをお持ちですか?
相談者 :白いやつです。
「箸を持つ方は…」
サポート:画面の左に出てくるマイコンピューターのアイコンをクリックしてください。
相談者 :そちらから見て左ですか?私から見て左ですか?
「自動認識」
相談者 :もしもし、印刷できないんですが、印刷をしようとすると、プリンターが認識されていませんと言われるんです。だからプリンターを画面の前に置いたのですが、それでも認識しないと言われてしまいます。
「赤っ恥」
相談者 :あの、赤色の印刷が出来ないんですが…。
サポート:カラープリンターをお持ちですか?
相談者 :いえ持ってません。
「聞いてないよ」
サポート:今、画面には何が映っています?
相談者 :私の彼がスーパーで買ってくれたクマのぬいぐるみです。
「連打」
サポート:F8を押してください。
相談者 :何も起こらないんですけど。
サポート:何をされました?
相談者 :言われたとおりに、Fのキーを8回押しました。
「部屋が広くてよかった」
相談者 :キーボードが動かないんですが。
サポート:PCにちゃんと刺さっていますか?
相談者 :PCの後ろが見られない状態です。
サポート:ではそのキーボードを持ち上げて10歩後ろに下がってください。
相談者 :やってみます。
サポート:キーボードを持ったまま下がれました?
相談者 :はい。
サポート:それはそのキーボードは接続されていないということです。他にもキーボードがありませんか。
相談者 :ああ、ありました。ああ…こっちは動きました!
「うっかり」
相談者 :あの、ディスクが取り出せなくなってしまったのですが。
サポート:ボタンを押してみましたか?
相談者 :ええ、だけと詰まったままです。
サポート:それは問題ですね。ちょっと待ってくださいね…。
相談者 :あ…ちょっと待ってください…入れるの忘れてました…。机の上にディスクがありました…すみません。
「その発想は無かった」
サポート:あなたのパスワードは小文字でアップルの「a」、大文字の「A」、大文字でVictoryの「V」、そして数字の「7」です。
相談者 :「7」は大文字ですか?
「*****」
(インターネットにつなげない相談者)
サポート:正しいパスワードを入れてますか?
相談者 :ええ、同僚が入力しているのを見ましたから。
サポート:そのパスワードを言ってもらえますか?
相談者 :星が5個です。
「なぜか自信満々」
サポート:アンチウイルスソフトに何を使っていますか?
相談者 :ネットスケープです。
サポート:それはアンチウィルスソフトではありません。
相談者 :すみません。インターネット・エクスプローラーです。
「…と言われましても」
相談者 :すみません、友達にスクリーンセーバーを入れてもらったんですが、マウスを動かすたびに消えてしまうんです。
「アットマーク」
サポート:サポートです。どうされましたか?
相談者 :初めてEメールを書いたのですが…。
サポート:何か問題でも?
相談者 :どうやって「a」の周りに○を書いたらいいですか?
関係ないですが、囮という字を見せたら「化を□で囲んだ記号ってどうやって出すの?」と聞かれたことを思い出しました。
笑ってしまった人も通ってきた道ですし、笑えない方はまだまだ修行が足りないということで、日々精進していきましょう。
これ、決して笑えないことです。昔よりもコンピュータが簡単になったとはいえ、知らないことはわからないのです。
知っていても発生してしている、情報漏洩の事件にしても、知らなければもっと多く起きる、起きているのです。
ちょっとは知っていると思っていることが、実は一番キケンなことだと最近知りました。私自身のことです。意外と何も知らない自分がいるってことを認識することの大切さを感じています。
誰しも、自分がちょっと知っていることは、如何にも知っているようにするものですが、それが間違っていることだったり、新たな考えのネタとなるヒントも聞けなくなってしまいます。大したことを知っているわけでもないのですから、もっと色々と吸収して行きたいと思っています。