今のところフランスは良いところ(Je pense que la France est un bon endroit jusqu'ici.)
まもなくこれよりフランスはマシーを出てベルギーはブリュッセルに向かいます。
何かと話題のストライキが搭乗予定のThalys(欧州高速鉄道)に影響があるかどうか気になるところですが、ひとまずチケットは確保できましたので行ってきます。
ゴミ放置が注目されていたパリ市街とは異なり、こちら郊外では特に問題もなく、むしろ滞在していた街中は整然としていて、あのニュースはどこのことかしらといった様子です。
週末を経て二日ほど現地の人たちと視察、会議、ワークショップ、議論、食事会と予定をこなし、僕がこれまで知り合ったフランス人の中でもとびきり賢くて洗練されていて明るい仲間との距離を縮めることができたように思います。
さて滞在したホテルはマシー駅前のアパートメント(キッチン付き長期滞在向けホテル)でした。毎日朝食を作ったり、日曜日の晩餐は私が仲間に料理をふるまうという素敵なイベントも敢行しました。
(↑フランス家庭の煮込み料理やこの地でもよく食べるというパスタ(トルテリーニ)のレシピを覚えていたので食材を適当に調達し、おいしく作ることができました。決め手はやはりワインとチーズです。)
連泊中は一度も清掃が入らないことや、トイレットペーパーがあっという間になくなることや、シャワーのお湯が勢いよく出ないことを除けばすこぶる快適です。目の前にスーパーやレストランもありますし、生活するには全く支障がありません。
(↑スーパーにはキッコーマンのほか、謎の醤油も売られていました。こちらではメジャーなのかもしれません)
(↑古民家を改装した少々高級なレストラン「Atelier Gourmand」でコースをいただきました。フルではなく前菜、メイン、そしてデザートというシンプルなものですが、とーーーってもおいしかったです。経験は限られていますがフランス外食で本当においしいと思ったのは初めて鴨。とくにデザートのミルフィーユは極上です。)
(↑オフィスでいただいた食後のダブルエスプレッソ。飲み物というよりは嗜好品と位置付けられているようですね。)
(↑この地で多店舗展開をしているレストラン&バーです。バイクやレガッタなどが展示してあるのが特徴です。意味はよく分かりません。バイクのタイヤはピレリでした。)
オフィス/工場までの移動はもっぱらUber。タクシーも徒歩7分くらいのところにあるTGV(高速鉄道)駅舎まで行けば乗り場がありますが、スマホで目の前に来てくれるのはとても便利ですね。1回だけ乗車拒否(同行男4人は乗せたくない、というイミフなことを言われた模様)されましたが。
(↑TGVの地下乗り場。車両がローカル線に比べてずいぶん大きく見えます。軌道幅は新幹線のと同じ1,435mm。ただしフランスでは在来線の軌間もこれと同じようです。日本だと近鉄とか、京急とか。おっと誰か来たようだ)
正直言って食事は何を食べてもおいしいし、なんでもあるし、きれいだし、人当たりも丁寧。嫌な思いをすることもなく過ごせましたので、こりゃ住めるなぁというのが感想です。(京都との比較はしません)
(↑マルシェの方。カメラを向けたら楽しそうにポーズをとってくれました)
フランスは良いところ、今のところ。ということで。