全天球カメラ「Theta」の魅力に胸キュン(2)
「何に使うの?」
全天球のカメラをほしいと思っても、それがいったい何の役に立つのか?そんなごく当たり前の疑問に対する回答は持ち合わせていませんでした。しかし、こちとら自称ガジェッター(世に出たばかりの小道具を使って自分をよく見せようという小細工氏。ドラえもんや007、最近ではアイアンマンとかをだいたい好む。)だ。使い道があるから買うんじゃない。手に入れてから使い道を考えるから楽しいんだ。
と勝手に考え、私的大蔵省(古いな)の決裁を待たずに大手オンラインガジェットストアを「えーい、ままよ」とばかりにカチカチしてしまいました。
待つこと24時間。
仕事中もまだかまだかとソワソワしながら、私的大蔵省に何か届いていないかと連絡。「“南米の広大なジャングル”から箱が届いている」との情報をキャッチしたのでそそくさと帰宅したのです。
届いていました。
シータ。
箱がステキ
中身もステキ
*こういうモノトーン基調のパッケージは先端ガジェットで流行っていますが、妙に高級感があるものですからワクワクがとまりません。
そして、基本動作は?
ということで、基本動作を一通り確認した後、ビデオに収めてみました。ご笑覧ください。
<ビデオ>
YouTube: 全天球カメラ「Theta」の形状・基本操作
全天球の画像をPCで見るためにはTheta専用のアプリが稼動するサイトに行くか、アプリをDLしなければなりません。この使い方はとても楽しいし、わくわくするのですが、実はもう一つ別の利用方法を思いつきました。
超広角カメラとして使うのです。
しかも、撮影してからアングルは自在に調整できるという。
これらはiPhoneでの画面キャプチャですから、解像度は高くありませんが、別のデヴァイスできちんと取り込んだらもう少しましになるでしょう。
全天球でとりあえず撮影し、アプリ上でグリグリまわしてベストアングルを調整し、画面ショットを切り取ることで、今まであんまり見たことがなかった写真を手軽に撮ることが可能になるのです。
ということで、会心のショットをご紹介します。(偶然撮れただけですが)
まるでエッシャーの騙(だま)し絵のような、空間が捻じ曲がった不思議な写真です。
想像力豊かな方がこういうのを使いこなしたらどのような作品が出来上がるのでしょうか。ぜひ見てみたいですね。
シータの魅力は、全天球のみにあらず。空間捻じ曲げ術を応用した新たな美の創造だったりして。
などと高尚な思いに浸ったのです。
もしよかったらお一つどうぞ。「南米の広大なジャングル」のサイトに行けばすこーしだけ安く買えます。