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もしも洞察力があったなら……。

「Fukushima会議」重く、前向きな人たちの会議。

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予告通り、第2回目の「ふくしま会議」に参加してきました。

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大学はどこに行っても身が引き締まりますね。曇天の秋空のせいか、薄手のコートを着ても肌寒く感じる寒さでした。

参加者には地元住民が大半を占める中、一部、東京で学ぶ人や、埼玉で活動している方々もいて、聞けば、南北日本、全国からきていたそうです。

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全体としては昨年の悲壮感は、なくなったわけではありませんが、少し薄れた感も。若い人たちが前向きに立ち向かっている様子などが紹介されるなど、復興の兆しを少し感じ取ることができました。

昨年の第1回ふくしま会議で発足した、女子50人からなる支援団体「ピーチハート」の方もご発言。

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とはいえ、いまだ警戒区域が故郷のために戻れない方のお話や、風評被害にあわれる農家の方のお話など、胸にずっしりと重くのしかかる方のお話もあり、やはり、私たちは福島をFukushimaとして情報発信をするために少しでもいいから、何かをすべきなのだと思った次第です。

はじめて、個人的にNAVERのまとめをしてみましたので、ご興味ある方はこちらにどうぞ。

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印象に残った言葉をいくつかご紹介します。

  • 避難=逃げる、ではない。避難は前向きに考えなければならない。任務を放棄するわけではない。避難する権利は誰にでもある。
  • 国がやってくれない、と嘆く前に、自分で何ができるか、一つでも二つでも取り組んでみる。不安を解消はできなくても、「活動」が大事である。
  • なぜ戦うという言葉を使うのか、という問いかけ。東電でもない、政府でもない。未来の子供たちのために戦うのだ。これから何が起こるのかわからない状況。唯一、子供たちのために、自分たちの思考の立脚点を見出すしかないのかもしれない。
  • マイナスをプラスにするために。他人が散らかした部屋を片付けろと言われたら疲れちゃうが、せっかく散らかったんだから、模様替えをしよう、という考え方 で農業を続け、徐々に復旧してきている。そうじゃないと、辛いんだ。怒り=自分に力がないというようなものだ。何かやってみる。まずはそこから。
  • 私たちは子供に支えられていることを忘れて、守っている、とつい思いがちだ。本当は、この小さな子供が家族を守っている。そういうこともある。

(順不同)

私も時折感想を述べてみました。強く思ったことは、これです。

年齢は関係ない。やれることをやる。ちょっとでもいい。意識をするだけでもいい。差別をするのをやめるだけでもいい。事実に向き合って情報発信をするだけ でもいい。なんなら、この会議の模様をRTするだけでもいい。変えるためには、変わらなくちゃならない。世の中を構成するのは私たち自身だから。

余談ですが、助け合いジャパンが支援して、今回のUStreamの体制を整えたそうです。

こんな雰囲気でした。

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今年は、いろいろあって同時通訳放送はされなかったようですが、次回は世界への情報発信を積極的にしてほしいと思いました。そのためには、通訳は重要な役割を果たすはずだと。

 

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