Twitterをはじめて間もない方々への豆アドバイス【入門編】
先日、News2Uさんのご厚意でネットPRセミナーで講演をさせていただく機会に恵まれました。ざっと200名の会場の方々を前にして私が投げかけた一言は、「この中でスマートフォンを使ってソーシャルメディアに参加している方、手を上げてくださいー」でした。
会場の一部、ざっくり申し上げて1/10程度でしょうか。モバイル環境で例えばTwitterをやっている人の比率・・・つまり、乱暴な言い方をすれば、例えばTwitter利用者は、まだまだ少ない、あるいは裏を返せば、これからもっと増えるだろうということ。
ということで、少しでも私や仲間の経験や見識がソーシャルメディアの普及に貢献できるのであれば、それをやってみようと思う。見たこと、体験したことなどを中心に改めて、知見の共有を推進したいと思う次第です。
さて、今日は、Twitterに参加してみたはいいけど、コミュニケーションをどうとったらいいかわからないという悩みをお持ちの方への、(僭越ながら)ワンポイントアドバイスシリーズ。
一日何回つぶやいたらいいのかがわからない
決める必要はありません。つぶやきたいときにつぶやけばいいのです。ただし、はじめのうちは毎日一回以上を習慣付けるといいでしょう。慣れてきたら、回数を増やします。一部では、「一日10回程度」という向きもあるようですが、私は気にするべきではないと思います。一日どのくらいつぶやくのかこそ、その人それぞれの個性だと考えます。
つぶやきすぎるとSPAM化するという意見があるけど?
例えば一時間に10回つぶやいたとします。貴方をフォローしている方が、貴方を含め数人しかフォローしていない場合、相手の方のタイムラインは、貴方のメッセージで埋め尽くされるでしょう。しかし、それを不快に感じるかどうかは、お互いの関係によりますし、つぶやく回数自体を制限するものではありません。もしも、貴方のタイムラインが誰かのつぶやきで埋め尽くされたとしたら、フォローする人数が足りていないのかもしれません。10人しかフォローしていなくてこの問題が起きたら、フォロー数を10倍に増やしましょう。すると、一人当たりのつぶやきはタイムライン上では希薄化され、SPAMかどうかなんて気にならなくなります。
しかし、フォロー数をむやみに増やすと、タイムラインを追いかけきれなくなってつらい・・・
そもそも、タイムラインのすべてを読まなければならないわけではありません。タイムラインは、貴方が気になる方々の独白が時系列に並んでいるだけに過ぎません。これらをすべて時系列で追いかけるということは、オフィスのあちこちで行われている会話にいちいち首を突っ込んで「なになに?」と聞くようなものです。くたびれますよね。タイムラインを偶然の出会いそのものだと考えれば、たまたま目にしたつぶやきや対話にこそ価値があると理解できるのではないでしょうか。
さて、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したワンポイントアドバイスx3は、私が考えた、というよりも、Twitter活用法について方々でブロガーやメディアの方々、マーケティング担当者、PR関係者などと会話をした中から抽出されたエッセンスです。Twitterは、もっと気楽に、簡単に使えて、その可能性が広がってくるといいな、と願っています。皆さんのワンポイントアドバイスは、なんでしょう?