茂木健一郎さんと対談
昨日は、茂木健一郎さんの漱石本に収録する対談のため講談社に行きました。
先日、ラジオでご一緒したときも、何か色々はじけるがごとくしゃべりまくってしまいましたが、茂木さんという人はそういう触媒機能を持ってるんでしょうか。何だか乱暴にあちゃこちゃ大風呂敷を広げてしまった気がします。話は漱石の話にとどまらず、マンガの話、僕の強迫神経症の話など、多岐にわたって転がり、いったい何を話したのか、よくおぼえていない始末です。ラジオもそうだった。何だろうなあ、これ。
対談後、茂木さん、編集者さん、ライターの方と4人でお食事をし、僕は珍しくお酒も少し飲み、これまた談論風発。茂木さんは、お酒を飲むと眠くなるらしく(ラジオのあとの打ち上げでもそうだった)、後半瞑目されていたので、眠ってるのかなと思うと、たまに編集者さんの声に反応したりして、面白かった。しまいの方はライターの女性と『のだめ』のTV化や山岸凉子、萩尾望都の話で盛り上がったのをおぼえてます。彼女は母上から萩尾マンガをすすめられたとかで、日本の少女マンガも親子で伝承されてるんだなと実感。学生たちの話でも同様のことがありますが、最近こういう話を聞くことが多いです。
茂木さんは、最後のほうで「マンガ、読みたいなあ」としきりに言ってました。『進撃の巨人』の話を編集者さんと話していたら、ご存知なかったので、宣伝しておきました。
食事後、椿山荘の庭を通って、川沿いの桜を見つつ帰路へ。桜は満開の一歩手前で、見事でした。街は、どこに行っても以前より少し暗く、この程度でも大丈夫なんだから、このまま電力消費をおさえてもいいんじゃないかと思ったり。あと、看板なんかの照明はもっとなくてもいいんじゃないかとかね。ただ、過剰な自粛ムードは好きじゃない。経済は落ち込むことになるのだから、消費の活性化は必要だろうと思うな。無意味な買占めはともかく。それに、日本人全体にややウツ気味な感じなので、元気を出したい。
というわけで、そのまま帰宅せずにモヒートに寄って、同級生らとカラオケしてタクシーで帰り、微力ながら消費活性化に協力しました。
茂木さんのブログ → http://kenmogi.cocolog-nifty.com/
追伸 再び → http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2011/04/post-4fc7.html