イタリアでマンガを学ぶ美女たちと交流
今日のゼミ終了後、イタリアの専門学校で「マンガの構造」を教えている山根緑さん(かつてモーニングの栗原さんとともにイタリア人マンガ家を育てようとしていたという人)と、その専門学校の教務課長・カテリーニさん、及び3年間を最優秀で通ったマンガ家の卵の女性二人が目白にこられ、ゼミ生とともに交流。これがまた、美女揃いで、まことに楽しくも興味深いミーティングでありました。
ね、美女美女でしょ?
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左より、今回のミーティングをセットしてくれた原さん、山根さん、瀬川さん、足立さん、カテリーニさん、可児さん。
ちなみに、山根さんは、絵はBDでもアメコミ風でもマンガ風でもかまわず、一番重要なのはコマの構造だから、そこを教えるのだという。た、正しい! 山根さんの理解はかなり深く、示唆深いものでした。
山根さんのウエブ連載「ローマでMANGA」から。
ローマでMANGA[9]マンガはMANGAでないとだめ
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20080325140500.html
ローマでMANGA[9]MANGAは現在形? MANGAは女脳?──直感
的に解説する「MANGA」と「ヨーロッパコミックス」の違い
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20080513140100.html
■■ローマでMANGA[11]MANGAの構築法講義を練り直す
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20080729140100.html
以下が目次
http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/24_midori/
また、イタリア美女たちによれば、日本マンガはやはり主観的にキャラクターに感情移入するところがヨイのだそうです。その他、色々話をして面白かった! ありがとうございました!
あ、学生さんたちの作品もいただいたので、スキャンする時間があったら上げます。
追伸 作品例、入れました。↓
学生さんの作品例 奥に座っている女性の作品1
BDっぽい絵と構成。ヨーロッパだと、当たり前だが、このほうが仕事になりやすいらしい。緻密な背景の構築と深いパースが特徴的。カラーリングを前提として、こういう形で出版社に見せる。彩色を前提にした白黒の絵。
彩色した作品。
多分カラーコピーなので、あまり発色がよくない。SFが好きだといっていた。
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写真手前、小柄な女性の作品。ドラキュラ少女の可愛いお話。こういうのが好き、って感じが伝わってくる。
日本のこのテのマンガを見て、同人誌にして出した作品。コンベンションで売ったらしい。ご本人は、こういうイメージでもファッションでもなかった・・・・というか、本人のほうがスタイルも良くてキレイな気が(笑