11月14日は書の会
年内最後の「卵筆流」書の会。半切の四分の一の作品を各自完成させ、表装する。縦の作品は軸、横は額装。12月はエッグがケーキで忙しいので、お休み。僕は「夜烏啼」を書いたが、まだ納得できてない。まあ、しかしキリがないからなー。
選んだのは、一番左。「夜」はともかく「烏啼」に力があるので。最後の「啼」で回転とカスレを出し、立体感を作るのが課題だったので、墨の量を加減して、うまいこと2~3字目で墨がカスレさせるのがなかなか大変。その結果偶然の穂先の乱れで効果が出るのを狙った。でもまだ文字と文字の連環が出ない。これも課題。
ちなみに使った紙は、バリの友人N氏が作っているバナナ・ペーパーで、繊維の浮く紙質がちょと面白い。
追加 ↓エグファームズの日記にキミさんのアジサイの枝の書が
http://d.hatena.ne.jp/Eggfarms/
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こないだ「ほかの素材で書いたら面白いよね」っていったら、さっそくアジサイの枝を潰して書いてたけど、結局筆に戻った。が、枝で書くと紙が破れちゃうので、力を抜くことをおぼえ、それが筆にも生きた。「俺、初めて一回の墨付けで3文字続けて書けたよ!」とキミさんもハシャぎ、頼子先生に「補助輪が取れた」って誉められた(笑)。このタイプの人は、ほんとに実物で体が覚えないとダメなんだねー。バトルマンガの主人公みたい。
落款を押して作品化。
左から小川さん、夏目、野村さん(うまくなっちゃったなー)、キミさん(細い字が書けてる! それでも、圧倒的に「キミさん」なんだね。いちばん商品になると思う。ただ、白隠じゃなくなったよなー)
同じく左から岩田のシンちゃん、姉のちしほ(センスがいいし、筆がコントロールできてるよなー)、リルさん(「水火相容」。相の字のカスレが立体感を出してて、やはりうまくなってるね)
左、野村さん。右、小川さん。
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キミさんとちしほ(後)、岩田のシンさん(手前)。
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頼子先生と愛息・徳さん。かわいいねー。