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夏目房之介の「で?」

『萌えるアメリカ』記念トークに・・・・

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いってきました。が、青山ブックセンター本店って・・・・青学の前、国連大学横入ルだったのね。最初六本木いっちまっただよ。

で、トークですが・・・・、まぁ本読んでましたしねぇ。賀川さんの本も読んでるしねぇ。ほとんど既知の情報なので、僕にはやや喰い足りなかったとこはありましたが。

現在、

日本映画の配給をやってるという最後のほうの話で、オタク・コンベンションで『電車男』を上映したときの様子が面白かった。
観客は映画につっこみまくりで、熱気むんむん。主人公が弱気になったりすると「がんばれー!」と声がかかり、コブシをあげて応援。キスシーンのときは、もうスタンディングオベーション。何つーか、アメリカ人のオタクですね、まさに。堀淵さんと一緒に仕事している飯干さんという女性が「アメリカ人のお面かぶった日本人か、君らは? と思った」といってたのが受けてた。

僕としては、もっと突っ込んだ話が聞きたくて、とくに堀淵さんと賀川さんなので、米国出版の流通の問題点とか、聞きたかったんですけどねー。むちゃくちゃ複雑な流通システムで、ベラボーに市場在庫の出る「自然にやさしくない」システムだとかね。簡単に進出だの浸透だのっていっちゃいけないし、データの読み方も日本を基準にすると全然違うのよ、とかね。
それと、本当は「欧米」とタイトルにもあったので、米国中心に、欧州、アジアの市場・流通のそれぞれの違いと戦略を聞いてみたかったなぁ。
もちろん、最後に質疑があったのだけど、僕が質問すると、多分もう一回レクチャーしないといけないような問題になっちゃうので、やめました。
そのうち、どこかでお会いできたら、ぜひ聞いてみたいです。
そのあと会場で一緒になったマンガ史研の人たちとギョーザ食いつつ話したほうが盛り上がったりして。

あ、でも、最後のほうに隙を見つけて、お二人にご挨拶だけしました。そのとき堀淵さんに「ホントはもっと面白い話があっただろうと思って読みました」といったら「だいぶ削られましてね」と笑っていらした。そこを聞きたい(笑)。

Comment(1)

コメント

モンブラン

著者が本当に言いたいこと、読者に訴えたいこと、書くべきと思ったことが内容になかなか反映されないところも、出版不況の遠因にあるかもしれないと思いました。大人の世界は厳しいですね。

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