マンガ史研と森下文化センター
「矢崎屋伽藍堂」さんのブログで、神奈川近代文学館の講演「孫の読む漱石」の再録的メモを連載中です。現在、その(2)公開中。ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/yazaki_ya/20060924
23日(土)は、まず京都国際マンガミュージアムのスタッフと面談。そのあとマンガ史研究会。内規さんの「漫画少年」入選者のうちマンガ関係に名の出てくる人(とくに貸本関係)のリストアップ途中報告。また鈴原研一郎さんが初めていらした。他
にみなもと太郎さん、伊藤剛氏、藤本由香里さんなど。ごく少数のまったり茶話的な展開で、なごんだ。こういう会がたまにあるのが、またいいんだね。鈴原さんが「予想以上にデープな会でびっくりしました」とおっしゃっていたのが面白かった。
24日(日)は、森下文化センターで「マンガと編集者」シリーズ、赤塚不二夫担当で『赤塚不二夫のことを書いたのだ』の著者・武居記者。
「講義は初めてなので途中で話が続かなくなったら夏目さんお願いします」とかいわれていたが、僕は全然信じていなかった。
だって本を読んで、また初めてお会いした感じでも、始めたら止まらないだろうって印象だったから。案の定、ノンストップで二時間半。赤塚さんに関しては本で読んだ内容なのだが、その他の少女マンガ(赤塚担当以後、「少女コミック」「ちゃお」などで吉田秋生などを担当)の話、サンデー時代にずっと使い続けたあだち充の話などが、べらぼーに面白かった。
マンガ編集の話としても具体的に非常に面白いことがいろいろあったが、それについてはまた機会があれば・・・・。
その後、例によって研究者+丸山昭さんに武居さんが合流しての飲み会。これがまた凄かったのだが、これも長くなるので割愛。参加者で報告したい人は、各人のブログなり、ここへのコメントなりでお願いします。