2020年の東京オリンピックをITで幸福に
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昨夜の白熱塾では、新入社員による”クラウドとインターネットの夢と未来”。
とは言っても、金曜日の夜、JPINICの会合の帰りに立ち寄った東京JAZZ Fest の会場で新入社員の一人と話していて思いつきその場で案内した企画。なので、昨日の朝に会社のメールを見て知った人もいて、事前準備無しのブレスト・ディスカッションとなった。
冒頭でてきたのは、お題目をもう少し絞るようなキーワード。
”東京オリンピックで何かできないか?”
なるほど、より具体的で面白い。 その後、(ブレストだし、ワインを燃料にした白熱塾なので)話はあちこちに飛びながらではあるが、いろいろな世代からのいろいろなアイディアが出てきた。
僕が面白いなと思ったことを少しメモしておきたい。
1)大混雑する東京オリンピック開催中の交通をネットワーク技術の ”仕組み” を使ってコントロール
・電車、バスの運行や人の動線をネットワークのパケットに見たてて、最適にコントロールできないか?
・7年後の2020年には Internet of Things で、人や全てのモノが Internet で繋がっている。
・人の動きは、現在地( source ) と行き先(destination) があり、経路選択して動いている。
(”ブラブラ歩き” や ’途中で気が変わったり” 、”途中のお店に引っかかったり” するけれど)
・この人の動きをネットワークの経路技術でコントロールすると混雑緩和、混乱抑制、プライオリティコントロールができるだろう。
・コントロールは、2020年には全ての人がスマホやGoogle Glass、ひょっとしたら頭に埋め込み型のインターネット接続ディバイスを持っているはずなので、それらを通じて詳細な ”経路指令” を出す。
・東京全体の混雑状況、公共交通機関の運行状況、競技やイベントの開催場所や試合時間等を総合的にリアルタイム分析し、ひとりひとり(個々のパケット)に経路情報を指示したいので、SDNのような制御がよさそう。
・電車やバスの運行も同じ仕組みで管理し、人の動きに連動させ、全体最適化を図る。
2)東京 ”感動” アメッシュ
・オリンピック開催中の東京都内における感動度合いを視覚化した地図表示
・雨の状況がリアルタイムにわかることで人気の 東京アメッシュ のようなもの。
・降雨状況ではなく、人々の感情を地図上にリアルタイムで視覚化する
・簡易脳波計や脈拍数などの情報を元にスマホ経由で集め、位置情報と組み合わせる。
・感動を求める人々の誘導や、過度な感動の集中の事前察知による警備員派遣などに活用する
3)応援国別マップ
・上記2と似ているが、同じ国や選手を応援している人々がどこに集まっているかをリアルタイムに表示するアプリ
4)案内板リアルタイム翻訳
・日本の街の案内板は、日本語とアルファベットであることが多い。
・但し、アルファベットでも、不思議なことに単にローマ字であって、訳してないことが多い。
・案内板などをスマホで写すと各自の母国語にリアルタイム翻訳し、AR技術で表示する。
・やっとARやセカイカメラの出番か?
なんてことで白熱した ”白熱塾” でした。
ちなみに、この白熱塾は、ビットアイルグループ社内で毎週月曜日に行っている僕の ”私塾” でして、以下のようなコンセプトでやっています。 時々、社外の人も参加OKな ”オープン白熱塾” もやっています。
-----------o 白熱塾 開催概要 o------------
趣旨:ビットアイルグループの有志メンバーでの勉強会・座談会
日程:原則として月曜日19:00~
内容:
・就業時間後、業務時間外のプライベートな勉強会であり業務時間内ではありません。
・好きな時間から参加し、好きな時間に離脱することができます。(途中参加、途中退席可)
・他の会議や勉強会とは異なり、担当業務やビットアイルグループの範囲外も含めた IT業界のもっと視野の広い範囲に関する情報共有の場とします。
・他の会議や勉強会とは異なり、担当業務やビットアイルグループの範囲外も含めた IT業界のもっと視野の広い範囲に関する情報共有の場とします。
・会社の壁、組織の壁や上下の壁を取り払った業務外のディスカッションの場です。
・オープン参加。(ビットアイルグループで働いている人であれば誰でもWelcomeです。)
・"one-way" ではなく、"Multi-Way" のディスカッション、座談会形式です。
・事前の参加表明など不要です。
・第二部のお酒とおつまみは、有志からの差し入れで賄います。
・事前の参加表明など不要です。
・第二部のお酒とおつまみは、有志からの差し入れで賄います。
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