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郵便が機能していない ~ アンゴラ滞在記#9

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日本企業の海外進出IT支援で滞在しているアフリカ アンゴラ共和国の首都ルアンダでの滞在記 No.9です。

ここアフリカ・アンゴラでは、長く続いた内戦の影響で、内戦終結から10年経った今でも郵便が有効に機能していない。 現地の人に聞くと、首都ルアンダ市内での手紙(封書)ですら、届かない可能性が高く、また届いても1週間以上かかるとのこと。
首都と行っても、4km四方のそれほど大きくない街である。 当然、直接届けた方が早くて確実! ということで、郵便を使う人はほとんどいないらしい。

そのような状況なので、国際郵便でアンゴラに何かを送っても、ほとんど届く可能性がなさそうだった。

在アンゴラ日本大使館でも、

現状では、郵便制度は有効に機能していません。市内の手紙のやりとりも、郵便を使った場合、紛失する可能性が高いため、確実に届けるには、直接自分で届ける以外に方法はない状況です。従って、国際郵便も(手紙・小包とも)届かないこともあり、また、届いても数ヶ月かかることもあります。

信頼できる方法としては、DHL等のビジネス便があります。日本からも1週間程度で届き、紛失も少なくありません。DHLではアンゴラと日本間は、500gまで74ドルです。

と案内している。

そんな状況の中、知人が ”何事もやってみなければわからない!” と、なんと郵便で 信州そば を送ってくれた。
届くはずがないと思っていた日本からの信州そば。 それが、何の前触れもなく、ホテルのフロントに預けられていた。

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送ってくれた知人も僕もビックリです。

知人からのメールによれば、

アンゴラはEMSに対応していないので、荷物を送るなら小型包装物か、国際小包の2種類の方法になります。 小型包装物はサイズや重量制限があるので、中身の点数が少ないこともあり、国際小包やEMSより税関告知書の記入が楽でした。 国際小包やEMSはA4サイズで記入欄が細かいですけど、小型包装物はCN22というスマホサイズくらいのシールに記入するだけでOKでした。 ただ、封をした手紙を入れてはいけないので、「手紙ではなく送付状」ということにして、こっそりあのメモを入れました。

ちなみに、総重量は450g。 料金は1370円でした。

で、中身の状況はこのとおり。

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コーヒー缶サイズのそばつゆ缶が大きく凹んでしまっています。どういう扱いを受けると、こんなに凹んでしまうのか不思議なくらい。ただ、そばには幸いダメージはなく、またつゆも漏れていませんでした。

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ちょうど週末でしたので、早速、久しぶりのそばを堪能しました。 日本料理屋が1軒もなく、日本の食材も全く売っていないアンゴラで食べる日本のそばは格別に美味でした。

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(ザルは新設事務所のためにハンドキャリーしてきたもの。 でも、つゆはプラスチックコップで。。)

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