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電車、バス、TAXIもほとんどいない アンゴラ滞在記 #6

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アンゴラ渡航、到着からの滞在日数は早くも24日目となりました。

アンゴラ滞在記 No。6です。

<アンゴラ首都ルアンダの交通>

ここルアンダは、アンゴラの首都であり、人口、大きさとも最大の都市なのですが、公共交通機関がほとんどありません。 大型バスは他の都市行きの中長距離バスのみ。電車もなく、もちろん地下鉄なんてありません。 困ったことにTAXIもほとんどいないのです。 では、地元の人々の足は・・・・


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これです。
水色と白のツートンカラーのワンボックス。 これが市民の足です。 名前が判りません。 仮にミニバスと呼びます。 市内の中心部や周辺のバラック街まで含めて、どこに行っても、多くの水色と白のミニバスが走っています。 ドライバーまたはアシスタントらしき少年が、行き先を大声で叫んで乗客を探して、運転席のある1列目から4列目までで最高15人位を詰め込んで走る乗合バス型です。当然バス停などもなく、行き先方面の人が一緒にのって、好きなところで降ろしてもらう。 人気のないところから乗りたい時には、道路に立っていると走行中のミニバスが声をかけてくれて方角がOKならば乗る。 それだけです。 料金は、一律100クワンザ=80円。

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このミニバス。 水色と白のツートンカラーである以外に、特定の名前を書いた時やサインなどは一切ありません。 ただ、水色は全て同じ色。 濃さも統一されています。 けれども、看板、サインなど文字やマークによる表示は何もありません。

聞いたところでは、このミニバスを仕事にしたければ、ワンボックスを購入し、水色と白に塗装し、政府からライセンスを購入する。それで、貴方もミニバスのオーナーになれるそうです。 個人タクシーではなく、個人ミニバスです。 政府や同業者組合等による運行ルートや営業エリア、営業時間等の限定や調整もないようです。 個人ミニバスがそれぞれ勝手に考えて好きなように営業している。 それでも、見た感じでは需給バランスがとれているようで、空のミニバスは走ってなく、どれもたくさんの人が乗っています。 また、乗りきれずに困り果てているような人もいません。 

この不思議な需要と供給のバランスに非常に興味を持ちました。 何かに応用できそうな気がします。

EXTRA31 成迫剛志

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