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iPad登場まであと1ヶ月強~これを機にアプリを提供してほしい3企業

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前回に引き続き、iPadネタで行きたいと思います。App storeがスタートして以来、色々なアプリが世界に撒き散らされましたが、必ずしも全て出尽くした、というわけではありません。そこで、今回はタイトルにあるような内容で書きます。ただし、今年のテーマはクロスオーバーですので、あくまでもインテリアコーディネーターの視点からとします。

パナソニック電工~分電盤とタッチパネルの相性はGood

 室内照明においては、LutronHomeworksという製品でiPhone/iPod touch用のアプリケーションを出しており、部屋内の各照明やカーテンを制御することは楽勝です。ただ、まだ家の中の全ての電源をiPhoneで制御できるか、というと未だです。この場合は分電盤(ブレーカーと一緒についているスイッチです)自体をネット経由で制御することになります。

 この手の商品はテンパール社をはじめ色々な所から出ていますが、ここは国内分電盤トップシェアのパナソニック電工に是非是非アプリを出して欲しいところです。同社からは既にライフィニティECOマネシステムで分電盤の制御自体は外部からできるようになっているのですが、そのデバイスが、VIERAかPCか壁面取付コントロールパネルに限定されています。

 iPadぐらいの大画面になれば、家庭内の照明、電源の制御はやる気になれば一画面で出来るでしょうし、省エネモニタとしての機能も普通にできます。PCだといちいち立ち上げる、という点で気軽には使えませんし、テレビで情報を見るのもなんとなく大げさで違和感があります。この点でもiPadは丁度良いのでないでしょうか。

Ligne roset~モダンなバーチャル本棚でiBooksを楽しみたい

 未知のアプリ、iBooks。機能はともかくとしてあの田舎くさい本棚しかないのでしょうか。やはり自分のバーチャル本棚、ということなのであれば、納得いくデザインの本棚にしてみたいものです。もし実際のインテリアを買うとしたらどこで買いたいですか?という質問したとすれば、IKEAや無印良品が良いという人もいれば、コンランショップCassina IXChhstyle.comなどをあげる人もいるでしょう。

 私のお勧めはLigne roset(リーンロゼ)です。フランスのメーカーなのですが、東京だと六本木に直営店があります。聞いたことは無くてもTOGO(コピー商品も多い)などは見たことがあるのではないでしょうか。デザインのテイストとしては、北欧でもなく、バウハウスでもない、モダンなものが多いです。Tip Upというゲーマー向けのわけの分からない椅子もあります。

 もしiBooks向けの本棚スキン的なものがあるとしたら、是非是非パスカル・ムールグ先生やディジエ・ゴメズ先生あたりに斬新な本棚をデザインしてもらいたいですね。

Sony~もう部屋に巨大なテレビは要らない

 実は一番部屋のコーディネートで困るのは「テレビ」です。あの異質かつ黒い板が部屋の中の一等地に陣取るだけで、美観を損ねてしまいます。このためモデルルームでは数年前まで「テレビがないリビング」が普通にまかり通っていました。

 よくよくiPadをみると、もう気づいている人も沢山いると思いますが、ほとんどエアボードと機能は同じです。そういう意味ではエアボードは時代の先を行き過ぎました。エアボードのコア機能であったロケーションフリーもHD化が進んだとたんすっかり元気がなくなってしまいましたが、これはMacでも使用できる便利なシロモノでした(むしろ加賀電子さんのおかげですが)。Snow leopardに対応していないこのロケフリアプリをiPod/iPhoneアプリに昇華させれば、iPadも立派なモニタとなります。ながら見にはあまり向きませんが、映画などしっかり見たいものについては誰にも邪魔されずむしろ良いのではないでしょうか。となれば、もう景観を損ねる巨大な液晶テレビは部屋からおさらばです。

今回は実現可能性を全く考慮せず書いていますので、「????」なところもあるかもしれませんが、こういうのがあっさり実現すると、iPadも捨てがたいものになると思います。

さすがに長くなってきましたので今日はここまでです。

↓ウチにもLutronの調光機能付スイッチを1個だけ入れています。

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