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ブログを書いているのは一体誰? そして国語力に悩むあなたへ

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いつものGmail。

今まであまり意識しませんでしたが、ふと見るととある広告が。

ばんちょーと遊びながらこれについて今日は書きます。

禁断のサービス~それは代筆

どうやら世間にはブログ代筆サービスというものがあるそうです。

「私のブログも実はそうですよ、ハッハー」。とは言いたいところですが、こんなことを書いている時点でまーずありえません。

対象ターゲットはどうやらITには疎い経営者が中心のようですが、もし自分がよく読むブログが本人ではなく、そのような代筆業の方によるものであったら、皆さんはどのように考えますか?

  1. ブログとは一表現ツールに過ぎない。コンテンツの素案は本人が考えているのだから何ら問題ない。プロの手が入って質は上がるし、むしろ合理的である。
  2. 本人が書いているからこそブログであり、これは。。。
  3. 別にどうでも良い。知ったことではない。

ブログの世界では一時期「バズマーケティング」の手法が叩かれましたが、いずれにせよ、この代筆が大々的に横行すると、これはこれでまた一モメありそうです。このようなサービスをお願いすることがないよう、私は頑張ってこのブログを書いていきたいと思います。

こんなサービスはないのでしょうか?~ブログレビューサービス

代筆とまでは行かなくても、「あなたのブログ、レビューします」というサービスはあっても良いですね。ということで、「ブログ、アドバイス」、「ブログ、チェック」、「ブログ、レビュー」というキーワードで検索してみました。その結果としては、アフィリエイトという「商魂」の観点からチェックしてくれるものはいくつかあるようです。しかし、それ以外の観点、表題のつけ方や文章の書き方、などドキュメントという観点でしっかり見てくれるサービスは見つけられませんでした(知っている人、教えてください)。

どんなにIT化されても、国語力は大事~そこで一冊

冷静に考えるとこれは国語の問題なので、ブログ云々ではありません。よって、上記のようにサービスが存在しない、というのもある意味理解できるような気がします。義務教育で少なくとも9年間勉強しているはずです。ブログでもTwitterでも、結局のところ最後は国語力がモノをいいます。どんなに着想が良くても、しっかり読み手に伝わらなければそれはもったいない結果になってしまいます。

そこで、コンサルタントとしては鉄板のこの一冊。バーバラ ミントの「考える技術。書く技術」。

ごめんなさい。ブログの世界では敷居があまりにも高すぎます。取り消しです。

ということでやや古いですが、うちの本棚にある、前田先生の「見てわかる小論文短時間攻略法」をお勧めします。特にメジャーな本ではないですし、表向きは就職試験などの小論文対策、となっていますので、エッ、となってしまうかもしれませんが、文章を書く上ではとても参考になる本です。安直にロジカルな方向に振りすぎず、美しい文章をどのように書いたら良いかということについて分かりやすく書かれているだけでなく、50枚の論文を3行にどのように凝縮するか、というテクニック的なことにも触れています。興味のある方は是非どうぞ。

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