Tech・Ed ご存知ですか?【8月末に横浜で開催されます】
こんにちは。いきなりですが、Microsoft Tech・Ed という技術コンファレンスをご存知でしょうか?ワールドワイドで技術者向けのラーニング コンファレンスとして毎年実施されているもので、北米ではすでに5月に開催されました。
日本でも毎年開催されていて、今年は15周年という節目の年でもあります。今年は、Tech・Ed Japan 2009 という名称で8月26日から28日の3日間、場所はパシフィコ横浜で開催されます。
詳しくは、Tech・Ed Japan 2009 のホームページ をご覧ください。
私と Tech・Ed ですが、マイクロソフトに入社する前までは、Tech・Ed に参加したこともなければ、毎年やっている大々的なイベントという印象しかありませんでした。
マイクロソフトに入ってからは、毎年テクニカル セッションにスピーカーとして登壇をさせていただいています。しかも毎年 1,000人規模の部屋(例年の Tech・Ed で2番目に大きな部屋です。と書くとイベントの規模がとても大きいことがお分かりいただけるかなと思います)。
1年目は、「Visual Studio Team System 2008 の新機能」ということで、マイクロソフトが自前で拵えたチームでの開発を支援する IT インフラと各工程で最適なツールセットを提供する製品群をご紹介しました(ちなみに、今次のバージョンが開発中で、β1 が日本語版もダウンロードいただけます)。
2年目は、「アプリケーション ライフサイクル ~ その全貌と狙い」と題して、アプリケーションのライフサイクル(計画・開発・運用)の概要と、マイクロソフトが持つ、IT ライフサイクルを包括的にカバーできる製品ポートフォリオ(Project Portfolio Server, Project Server、Visual Studio Team System、System Center)を連携させて活用する術とその実践のヒントとなるプラクティスのエッセンスをご紹介しました。実は、このテーマは非常に難しく、ほぼ1年経つ今も、検索されたり、問い合わせがあったり、取材のきっかけになったりしています。やったときは「まだ早すぎたかも」とか、「伝え方が最適化できていなかった」と反省したのですが、ボディブローのように効いてきたのかなとすこしうれしく思っています。
そして3回目の今年は、「マイクロソフトにおけるアジリティを向上させる開発プロセスへの試み」というテーマで、マイクロソフト社内で行われている俊敏性を高める取り組みと開発プロセスの話をさせていただく予定です。
ところで、なぜに本業ブログだけでなく、こちらにまで書いているかというと、この投稿は前振りでして・・・。というのは、今年は、この Tech・Ed に企画の段階から携わっています。要するにテクニカルセッションのスピーカーと裏方を担当しているのですが、裏方では、いろいろな企画にまつわるエトセトラや、技術者のみなさんにいかに、最新技術をキャッチアップしていただくか、スキルアップ、キャリアアップの道しるべにしていただけるかといろいろと悩み、考え、ときに苦しみ、楽しみと喜怒哀楽な日々をかなり前から過ごしています。
そんな裏の話もできたらなと思い、その前に このイベント自体を紹介しないと・・・というのがこの投稿です(^^)
最後に、裏方として、PR をさせていただければ!
Tech・Ed 自体は、マイクロソフトの技術についてのコンファレンスですが、技術のコンセプト、トレンドは他の技術でも同じことが言えたり、参考になったりすると思います。その点では、今はマイクロソフトの技術を使っていない技術者のみなさんもご参加いただく価値があるのかなと思っています。また、マイクロソフトの技術や製品は、試す機会がないから・・・と、もし「食わず嫌い(?)」な方がいらっしゃいましたら、この Tech・Ed の参加者特典にも注目してみてください。TechNet Plus Direct サブスクリプションという 39,000円 で OS、サーバー製品、Office 製品などのマイクロソフトの製品を試用期間の制限なく試すことができるものも特典に含まれています。
今なら、Tech・Ed への参加は、早期割引が適用されるので、 83,580円(税込)です。この価格に上述のサブスクリプションも含まれるので、かなりお得感があるのかなと思います。
Tech・Ed は単にマイクロソフトからの一方的な情報提供の場ではなく、BoF やライトニングトークなどのコミュニティ、ネットワークづくりが行える “出会いの場” でもあります。
※ 今、5分間のライトニングトーク セッションにご登壇いただくと、Tech・Ed に無償で参加できる企画も走っています(ご登壇いただける方を募集しています)。
少しでも興味を持った方は、とりあえず、ホームページで詳細をご覧ください。
http://www.microsoft.com/japan/teched/2009/default.mspx
PR 終わり(^^)
そのうえで、国内最大級の技術コンファレンスの裏方の投稿もお楽しみいただければ幸いです。