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LINE問題 会見を分析

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3月17日、メッセージアプリ「LINE」で、ユーザーの個人情報が開発業務を委託していた中国企業からアクセスできる状態だったことが発覚。6日後の3月23日にLINEの出澤剛代表取締役CEOが「個人情報管理などの方針を説明する記者会見」を行いました。

質疑応答では記者の論調も厳しく、苦しい会見だったと思います。出澤社長は、現在説明できることのみを誠実に話し、ユーザーへの謝罪に徹していました。

出澤社長についてはここ7年間、三回に渡り取材を重ねてきました。

一回目はLINEの副社長時代。株式上場を果たした時期が二回目。三回目がZホールディングスとの経営統合会見。
そして今回の会見は四回目になります。

質疑応答では、トップバッターで質問に立った記者が論調鋭く詰め寄り、火ぶたを切った感がありました。
出澤社長はいつも「ロジカルでソツの無い回答ができるトップ」という印象でしたが、今回はディフェンスに徹していたようです。ただ、言って良いこととそうでないことを見極めながら落ち着いて誠実に答えていました。

一方で会見の説明で解決したわけではないと考えています。LINEと出澤社長の今後については、引き続き見続けていきたいと思っています。

今回の会見について、下記アドタイの記事に詳しく書きましたので、もしご興味ありましたらご覧下さい。

「危機下で問われるリーダーとしての力量、LINEの会見を分析」

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