人は目線で殺すことができるのかもしれない
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人とのアイコンタクトは言葉と同じくらい大事だと思っています。
だから、講演会で講師をつとめさせていただくときなどは、自分の実力精一杯のアイコンタクトを行おうと心がけています。
以前、ある趣味の勉強会に参加していたときのことです。
先生と一生懸命目線を合わせようとしているのに、私のところだけサッと目線を外されていることにあるとき気がつきました。
起こっていることには必ず何か理由があります。
私にも何か原因があるのだろうと思いました。
一方、目を合わせやすい人というのはいるものです。
その人ばかりに目がいってしまって、自分がスルーされているのがわかると締め付けられるような気持ちがします。
これは寂しいものです。
もしこれが職場で毎日上司にされてしまったら落ち込むだろうなあと思いました。
人は、言葉をかけなくとも目線で心を通わせることができる一方、目線で人の可能性を殺すこともできるのだろうと感じます。
自分がリーダーの立場になったら、目線で寂しい思いをしている人たちがいる、ということをいつも心にとどめておかなくてはならないと思います。
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