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声が良く響く人は小さな声で簡単に響かせている【共鳴ハミングの方法】

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今日は、声が良く出ているなと感じるときがあります。

それは、ハミングでも声が響いているときです。

ハミングとは、気分が良いときに「フンフン〜」と歌う鼻歌のことです。


口が閉じているのですから、声が当然響きにくくなります。
しかし、発声が上手くきっていて、よく響く声を持っている人といのは、口が閉じていて声が響くものなのです。

それは日本語で言う「ん」の発声でよく分かります。

基本的に「ん」は、口が完全に閉じていない状態で、舌を上顎につけて発声するものです。
それが[n]。
例外もあり、完全に閉じて発声する場合もあります
それが[m]です。

ハミングはこの[m]の発声になります。

[m]は、口は閉じていても、口の中はなるべく空間を維持します。

そして、共鳴させるようにすることが最大のコツです。

その方法は「共鳴ハミング」と言います。

【共鳴ハミングの方法】

小鼻の脇を両人差し指で軽くおさえ、大きく息をすってから、口を閉じて鼻から息を流すように「m~」とハミングする。
そのとき鼻のあたりが「ビーン」と振動する感じがします。

オペラ歌手などは、この共鳴が開発されているために、マイク無しで10000人のホールでも声を響かせることが出来るのです。
もちろん、マイクを使っていたとしても、声の良い人はこの共鳴ができているので素晴らしい声に聞こえています。

共鳴が出来るようになると、小さな声でも声が響くようになり、発声が楽になります。
映画で、俳優さんが女性を口説くときに低く響く声で話していますが、これは共鳴ができているからこその声なのです。

特に日本語の歌は、「ん〜」でフレーズが終わる曲が多いので、この共鳴ができてなければ、何を歌っているのか歌詞が分からなくなります。
北島三郎さんは、「ん」を口を閉じながら大変素晴らしい響きでうたっていらっしゃいますね。

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