マンションの1階に住んだら気を付けるべきこと
マンションの1階部分に住んでいます。
マンションの1階というのは初めて住みました。
わりときちんとした庭があります。
この庭、じつは「専有面積」と言い、自由に使ってもいいのですが、オーナーの所有ではないという微妙なものらしいということを知りました。
たまたまご縁あって1階部分を賃貸させていただいているのですが、庭いじりはあまり得意ではないので、苦戦しています。
一階部分の庭が荒れ放題では防犯上も良くないですし、近所の方々の景観もよろしくない。というわけで、慣れないガーデニングをしています。
ヨーロッパではガーデニングの上手な人のことを「緑の手を持つ人」と言うそうです。しかし私はその正反対。すぐ枯れます。虫が嫌いですし、また、花粉や雑草アレルギーもあるので、体調がおかしくなります。今年はさすがに懲りて、上手な人にちょっと手伝ってもらい、なんとか夏向きの花の植え替を行いました。
しかし、やってみると意外に良いものです。
悦にいって庭ばかりながめています。
じつは、今の家の庭、入居当時、猫のいたずらやトイレにほとほと悩まされていました。
もともと猫のテリトリーだったのでしょう。猫からすると、私は猫の敷地に勝手に入ってきた侵入者です。
実家の親によると「ほとんど効果があると言われている対策をしたが、どれも効かない。唯一、効果があるのは超音波だけ」という、強い意見により、私も超音波のでる「ガーデンバリア」という機械を置くことにしたのです。
置いたとたん、本当に面白いようにいたずらやトイレがなくなりました。
ただ、角部屋なので、1台ではどうしても超音波の届く死角が発生します。
猫が、死角を発見したらしく、たびたび見かけるようになったので、追加で3台購入することにしました。
結構な金額になりましたが、片付けが大変なことや、できるだけ平和的解決を望みたいので、仕方ないと諦めました。
しかし、猫も超音波の死角になる側溝をつたって立ち寄っているようです。超音波にあたるところは大慌てで通過しているのを何度か目にしたことがあります。テリトリーに対する思い入れは相当なもののようです。
そして、ついに2日前ショックなことがありました。
家から見える側溝に、シジュウカラの亡骸が5羽、頭の方向も一緒にして奇麗に並べてあったのです。小鳥をくわえているのを見たことがあるので、よく捕獲するのでしょう。
このかわいそうな小鳥たちを片付けながら、なぜこのようなことをるのか、習性とはいえ、猫の意図をよめずに悲しくなってしまいました。
話し合いでなんとか解決したいのですが、望めそうも無いので、5台目のガーデンバリアを設置しようか検討中です。
マンションの1階は、防犯対策も必要ですが、庭対策も頭にいれておきたいところです。