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映画「容疑者Xの献身」 地声が高くても福山さんの低い声に変えられる『低音トレ』

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東野圭吾さん原作の映画「容疑者Xの献身」を観ました。

私の場合は、映画の内容ももちろん楽しみなのですが、今回は福山さんの声を聞くためにこの映画を選びました。

福山雅治さん演じる天才物理学者、湯川と、堤真一さん演じる天才数学者、石神の頭脳対決が最大の見所です。

この「容疑者Xの献身」、福山雅治さんも素晴らしいですが、原作の石神が乗り移ったような堤真一さんの鬼気迫る役作りが凄まじい。
石神の描く完璧な美しい数式が最後の最後で思いがけない答えを導きだします。
ラスト近くで、子供たちの歌うアカペラの賛美歌が流れ、神は罪を犯した者にどのような配剤をなさるのかを予感させます。
全編を通し冷静で無表情だった堤真一が、「何で・・・?何で・・・?!」と哭き叫び、石神の崩れさる魂を表現する圧倒的な幕切れ。トリックにつぐトリック、そして深い人間世界を描き、鳥肌が立つような素晴らしい映画です。


福山さんの湯川は、相変わらずの低く力強い声で、かつ知的な響きでした。湯川の、頭が良く冷静沈着なキャラクターを表現する上で、あの低い声は大きな効果を発揮していると感じました。
湯川の口癖は「全ての現象には必ず理由がある」で、何でも物事を理論的に語ります。そのときの福山さんの低い声は、大変説得力があるのです。
福山さんは、ご本人もわりと理屈っぽい話し方をするそうで、あの声で話したらどんなコトでも、妙に納得してしまいそうです。周囲から「先生」と呼ばれているというのもうなずけます。

それでは、地声が高い方でも、福山さんのような説得力のある低い声に変えられるのでしょうか?

諦める必要はありません。
「低音トレ」という簡単なトレーニングを行うと、地声が高くても、声を変える事が出来ます。

こちらの記事を参考にしてみてください。
リンク→ITmediaエグゼクティブ:ここ一番の交渉、コミュニケーションに強くなる「低音トレ」

また、一緒にレッスンできるDVD動画がついたボイストレーニング本「DVD付 リーダーは低い声で話せ」でも、さらに詳しく「低音トレ」についてご説明しています。参考にしてみてください。

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