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ライフワークとしての学びを考えます。

ビデオで客観的に観ると滑稽な自分に気がつく

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心配ばかりしていて同じような失敗を繰り返してしまうことはよくあることです。

とくに、人前で話すときや、音楽を演奏するとき、終わった、後ダメだったところを反省してクヨクヨしていました。

その後、不安を解消するため、来てくれた知人に「これが良くなかった」「ここが失敗した」「ここは上手くいっていた?」としつこく尋ねていました。そして、ダメ出しされたり、「良かったよ」と言われるとホッとするのです。
しかし、あまりこういうことを繰り返すので、「あなたが心配しているところはほとんど気にならない。そんなに心配なら録画して自分で見てみたら?安心するから。」と言われたことがありました。

そこで勇気をもって録画を見てみることにしました。

そうすると、意外なことに、自分が神経質になって心配しているところほど、ほとんど気にならないのです。
それよりも、他人を見るように客観的になって見てみると、伝わっていない部分が結構見つかりました。滑稽なほど細かいことに心配ばかりしている小さな自分がいることに気がつくことができます。

人にお伝えしようとすれば、一生懸命真面目にやれば良い、というわけではないのです。
伝えることの方向性を、直球だけでなく、いろいろな角度から投げてみる。
真面目なだけではなく、少し砕いた表現にしたり、たとえ話を使ったりするとより伝わりやすいと感じています。

やはり、録画を観るのは良い気持ちはしませんが、観ると心配しているほどではないコトが分かり、かえって安心します。

以前は、わざわざビデオカメラと三脚を持ち込んでいましたが、荷物が多くなって大変です。
今は、iPhoneがとても便利ですね。
筆箱に入りそうなほどコンパクトなiPhone用の三脚が、固定するために重宝しています。

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