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ライフワークとしての学びを考えます。

単なるドリーマーで終わらないために考えるべき三つのこと

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元レーシングドライバーで、現在有限会社中嶋企画代表取締役社長の中嶋悟さん。
 
彼は今、若い人材に少しでも早く世界にでてほしいという思いから、校長先生をなさり教育にも力を注いでいます。
 
夢を実現させるための言葉として、
 
「何のためにここに来たの?」
「どうなりたいの?」
「そのためには今、何をするの?」

という三つを繰り返し語ると言います。
 
一見当たり前のように見えますが、なかなかここがきちんと考えられていないことが多いような気がしています。
 
特に三つ目の言葉。
これがないと、単なる「ドリーマー」で終わるのだと思います。
 
地味なことかもしれませんが、夢を実現させるためには、「実務」ができることが大変大事なことだと考えています。
 
例えば、
企画をきっちりと作ることができる。
プロがおさえるべき技術が常に磨かれていること。
ルールを守れること
などです。
 
レースでは華麗な技術とスピードでサーキットを駆け抜けた中嶋さんですが、普通道路では大変慎重な運転をなさると聞きました。
 
 
その上で、もちろん人間力も大切だと思います。
 
「レース以前に、人として、できなければいけない挨拶や整理整頓も実はとても大切。多くのメカニックやスタッフがいて初めて、ドライバーはレースが走れる。信頼関係を築いて『こいつを勝たせたい』と思わせることも、より高いところへ行くために必要な要素なのです。」
 
と中嶋さんは言います。
 
世界を魅了してきた中嶋さんだからこそ重みのある言葉だと思いました。

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