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スーパーアルピニストの使命

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今年は、桜が散るのが早かったように思います。
あっという間に咲いて、あっという間に散ってしまいました。
 
桜の散ったあとは、すぐに新緑。
眩しいような緑色があふれ出します。
 
ちょうど新緑の時期、知人の山の達人に、沢登りに連れて行ってもらったことがあります。
 
丹沢の沢でした。
ここは高度な技術がいらないレベルの沢です。
しかし、小さな滝つぼに、ほとんど泳ぐようにじゃぶじゃぶ入っていったり、アクシデントで道が閉ざされていて、ルート変更したり、岩登りもしなくてはなりませんでした。道なき道を尾根伝いに歩くなど、ほとんど野生の勘で歩く達人。こちらは全く余裕がないのに、口笛を吹いてイワナをつりながら待っていてくれます。
 
きのこや山菜取りの名人でもあるので、その辺に生えている食べられるきのこを教えてくれるのです。そして、皆のために沢の清水でそうめんを作ってくれたり。そういうときの達人の顔は本当に嬉しそうで、新しい発見にワクワクしているようでした。
 
達人のおかげで厳しい自然条件の中、信じられないほどの安心感で山が楽しめました。
 
ただ、結構怖い思いもしました。いくら初心者向けとはいえ、経験のない人だけで山に入ったら、生きて帰ってこられなかったかもしれないと思います。
 
達人は、登ろうと思えば、どんな高い山にでも行けそうな実力を持っている人です。
しかし「スーパーアルピニストは興味がない」といいます。
 
こういったプロフェッショナルな人が、いわゆるバックパッカーを導くことで、私のような初心者でも、深い体験ができる。気づきがある。
次にもまたチャレンジしてみようと思う。
 
こんな指導者になりたいと思っています。

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