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賞味期限と消費期限 間違えるとお腹をこわします

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豆腐が好き。
 
でも豆腐は、買ってきたその日または次の日に調理しないとすぐに味が落ちたり痛んだりしてまいます。
 
そこで最近気に入っているのが充填豆腐とよばれているものです。
 
大豆臭さが少なく、プリンのような食べ心地。
しょうゆとわさびで食べるのもよいですが、ちょっとくずしてメープルシロップもおすすめです。
 
充填豆腐の良い点はそれだけではありません。
豆腐なのに、信じられないくらい日持ちがします。
これなら、しょっちゅう買い物に行けなくても安心して豆腐を買うことが出来ます。
 
充填豆腐は、1丁ずつの容器に注入(充填)、密閉し、加熱して凝固させ、その間殺菌が行われるため日持ちが良いのです。
 
ふとパックを見ていて気がついたのですが、食品には、「賞味期限」と「消費期限」があるようです。
 
普通の豆腐は「消費期限」。
これは、すぐに悪くなります。期限が過ぎたら、まず食べないほうが良い。
 
充填豆腐は「賞味期限」。
美味しく食べられる期限のことで、ふたさえ開けていなければ、期限を少しくらい過ぎても食べることは可能。
 
(詳しくは「農林水産省 食品の期限表示について」をご覧下さい。)
 
本当の豆腐好きだったら、やっぱり、こだわりの店の「消費期限」豆腐です。
出来ればその日のうちにすぐ食べればこんな美味しいものはありません。
でも、ちょっと油断して次の日になってしまうと、もう味が落ちています。
 
賞味期限の豆腐は、消費期限の豆腐に比べると、最高値での味は負けるのですが、風味が安定しているのが魅力。最近はこればかりになってしまっています。
 
北大路 魯山人は、京都の豆腐名人から秘伝の作り方を教えてもらい、自宅に豆腐作りに適した良い水が湧出していたため、最高の豆腐を手作りして食べていたそうです。いつかこういう豆腐を食べてみたいものだと思いました。

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