響きのボールを広げる
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歌を歌う時って「とにかくこの声を聴き手に届けなくては」と思いがちですよね。
実は、そうイメージするよりよい方法があるのです。
2011年1月22日合唱団コール・リバティストに、東京混声合唱団の佐々木先生をお招きしての練習を行いました。
この日は、「アベベルム・コルプス」、「水のいのち」から「海」などを歌いました。
佐々木先生からは、効果的な練習方法の一つを教えていただきました。
2組に分かれて、壁に沿うように一列に並びます。
ソプラノとアルトが向かい合って、相手に自分の声をまっすぐに届けるつもりで歌います。
ちょうど自分の周りに大きなボールが出来た感覚で、それを大きくしていく。
天井・床等も立体的に感じながら、お互いに向こうの人を自分のボールで包み込むつもりで声を出します。
響きのボールを広げるように集めていくと、自分の声の豊かな響きを感じることができるのですね。
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