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ライフワークとしての学びを考えます。

答えのない問いを問い続ける力

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昨日に引き続き、田坂広志さんの講演について書きます。
 
人間には広大な知の世界があります。
 
一つは、知識や智恵による自覚できる意識の世界。
 
そしてもう一つ。無意識の知。
 
この無意識の暗黒大陸にこそ素晴らしいクリエイティブなものが起こっているのです。
 
それでは無意識の世界をどう処するか。
 
無意識は理屈で操作して利用しようと思うと必ず反発してきます。
 
田坂さんは、「感じること」と言っています。
感じる力を育てること。
 
そして自分のエゴをマネージメントすることだ、と。
 
「それでは、意識が進化していったらその先には何が待っているのでしょう?」という聞き手の藤沢久美さんの問いに対して、田坂さんはこのように語りました。
 
「知能と知性は似て非なるものです。
知性とは、答えのない問いを問い続ける力。
答えのない問いを問い続けながら目の前の階段を登っていくのです」
 
「その問いを大切に」
 
この一言で静かに講演は終わりました。
 
 
137億年の宇宙の歴史の中では、人間の一生など一瞬にすぎない。
自分がなぜここにいるのか。
 
そして人類の未来とは。
 
これから自分に問い続けていこうと思っています。

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