忘年会の多いこの時期 二日酔いを治すには
年末になり、これからお酒を飲むことも多くなってくるのではないでしょうか。
ついつい飲みすぎてしまうこともあると思います。
辛い二日酔いを治すのに柿が良いといいます。
柿を食べると、肝臓がアルコールを分解するときに出て頭痛や吐き気を引き起こすアセトアルデヒドの排出・分解を促進してくれます。
水を一緒に飲むと、柿に多量に含まれるカリウムの利尿作用で、さらに二日酔いの症状改善に有効です。
柿に含まれるタンニンは、優れた解毒作用を持ち、酒を飲む前に柿を食べると悪酔いしないと言われており、予防にも役立つのです。
(詳しくはこちらのサイト「柿の効用」を参考にしてください。)
柿は、いろいろな種類があり、味も様々楽しめます。
ビタミンCやAも豊富に含まれますし、この時期は旬の柿を食べると良いかもしれないですね。
私は、ねっとりした味の「富士柿」が気に入っています。
ベストな状態に熟した柿は高級デザートに匹敵する美味しさです。
イタリアに行ったとき、日本から輸入した柿がたくさん売られているのを見かけました。ちゃんと「KAKI」と表記してあります。イタリア人は熟しきってぐちゃぐちゃになった柿をスプーンですくって食べていました。
美味しくて身体にも良い日本の柿がイタリアでも食べられているのは嬉しいですね。
ほかに、二日酔いに効果のあるものとして、2010年12月11日の日経プラス1にて、トップアスリートのスポーツドクターも務められた医師の平石貴久さんが「酒を飲んだ翌日には・・・」という記事を書いていましたのでご紹介します。
・・・・・(以下引用)・・・・・
飲んだ翌日は早めに水分をとり、吐き気予防の効果があるウーロン茶や利尿作用のある紅茶を飲もう。身体を温めて、血行を促進するキャベツ、かぼちゃ、かぶのほか、肝臓の働きを助けるあさりやしじみのみそ汁を食べよう。
・・・・・(以上引用)・・・・・
ウーロン茶や紅茶が良いとは知りませんでした。
お酒の席でウーロン茶を頼むのは、脂っこいものを食べるから、というだけではなく、理にかなったことなのかもしれないですね。
これからの楽しい時期ですが、体調管理にも気を配りたいものですね。