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起業するために そして全ての起業家精神のために 夢を実現させるには?時間のトリックにだまされるな #asacafestudy

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昨日の早朝6時30分より、第15回「朝カフェ次世代研究会」 坂本史郎さんの『今だからこそアントレプレナーシップを発揮しよう』を聴いてまいりました。
 
アントレプレナーシップとは起業家精神のこと。
新しい事業の創造に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢のことを言うそうです。
 
このアントレプレナーシップは、必ずしも会社を起業することだけが全てではありません。
会社の中の一社員であっても、アントレプレナーシップを発揮することは可能なのです。 
そのためには、下記の3点を冷静に考察する必要があります。
 
(1) 「時間のトリック」と「負け癖」の存在を認める。
(2) 「負け癖」を「いい癖」に治すときめる。
(3) ふたたび行動する
 
夢を達成するためには3年くらいの期間を見たほうが良いということでした。
3ヶ月とか半年とかそういう短いスパンではありません。
 
目標に向かっている途中、なかなか結果が出なくて辛くなってきてしまうことがあります。
そういうとき、先が見えないことで不安になり、心が負けてしまう。
しかし、これは夢に向かっている途中であり、今やめてしまっては先にある夢には届かず終わってしまいます。
坂本さんは、「時間のトリック」とおっしゃっています。
これに気がつくかどうか。
 
これと声楽は良く似ています。
声楽は、何十年やっているかどうかとは別に、あるときいきなり「あれ?いつもと違う」という瞬間が訪れます。
ただ、そうなるまでなかなか上手にはなりません。
本当に下手で辛くてやめたくなってしまうほどです。
 
「あれ?いつもと違う」。
これは偶然のご褒美のように思えますが、目に見えない日頃のトレーニングの結果が知らないうちに積み重なって出てきたものです。これだけは続けた者にしか訪れません。
この「あれ?いつもと違う」を一回つかむと、その後レベルを上げつつ何度か同じような経験をします。そして「アクート」という輝かしい声で響く場所を発見し、声楽家の声になっていきます。
声の不思議です。
 
これはいつ訪れるかわかりません。
明日かもしれない。
明後日かもしれない。
一ヵ月後かもしれません。
だから今やめてはいけないのです。
 
ただ、いつまでも少しも変化がない場合は、方向性が間違っていることが多いので、見直す必要があります。
歌は、器楽と違って身体の中で響いてしまい、本当の自分の声がわかりませんから、指導者にアドバイスしてもらわなくてはなりません。
これは「メンター」のようなものでしょうか。

坂本さんは、辛くなったとき、やめたいという誘惑に打ち勝って現在を続けることでMBAや起業に成功していらっしゃいます。一つのチャンスをつかまえると、その次が立て続けにやってくる・・・というよりか、そのチャンスに気がつくようになり、さらに成長していくということのようです。
 
夢の実現。それは永遠に続く今という時間を懸命に生きるということなのかもしれないですね。

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