とっても簡単 洗練されたお灸の世界
体を使う職業です。
以前腱鞘炎になったこともあるので、メンテナンスが欠かせません。
ただ、あまり時間やお金がかかりすぎたりすると続きませんよね。
腱鞘炎をどうにかしようと苦しんでいた時期、やはり鍼には行っていたのです。
その時、鍼と同時にお灸を施術してもらっていたのですが、意外にこちらの方がよく効きました。
鍼の先生によると、私のように皮膚が薄いタイプはお灸が良く効きやすいそうです。
「薬局で売っているお灸でも効果は同じだから」と言われ、早速購入して自分でもやってみることにしました。
毎日少しずつ行っていると、いつのまにか腱鞘炎も良くなっていました。
今、ピアノが弾けているのはお灸のおかげかもしれません。
特にお勧めのツボは、親指と人差し指の付け根の間にある「合谷」(ごうこく)。
ひじを曲げたときに出来る横じわの線上で親指側の先端にある圧痛点「曲池」(きょくち)。
この2箇所は、背中などに比べると気軽に行える場所ですので、マメにお灸しやすいのです。
お灸というと、「年寄りくさいもの」「熱いのを我慢するもの」というイメージがありますね。
せんねん灸から出されている「はじめてのお灸moxa」は、くだもの、はな、緑茶、香木の香り。その日の気分で香りが選べるお灸です。
しかも、和紙が貼ってあり、熱くもないですし、お灸の跡がつきません。台座の上にもぐさが固定されてシールで貼り付ける仕組みになっているので、うっかり落とすこともありません。
お灸というとあの独特のにおいが気になりますが、このシリーズならほのかな良い香りが残り、よい気分転換にもなります。
「熱くないと効かないのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
お灸とは、火をつけることで出るもぐさのエッセンシャルオイルにその効果があります。じんわりと赤くなる程度で良く、決して熱いのを我慢してはいけないそうです。
お灸をしたあとは、血行がよくなるせいか、気分がすっきりします。
お灸が良く効くので、この頃、鍼にも行かなくなってしまいました。
この「はじめてのお灸moxa」は、銀座のせんねん灸ショップか、ネットショップで販売しています。
お灸に抵抗のある方でも、やりやすいと思いますよ。