失敗なく料亭のような美味しいご飯を炊く方法 3つのコツ
新米の季節になってきました。
日本人だからこそ、毎日おいしいご飯をべてみたいものですね。
今日は、わたしのお勧めしている、だれでもできるおいしご飯の炊き方をお教えします。
▽コツその1:玄米から買って、炊く直前に「分つき」にする
そのためには家庭用精米機が必要ですが、分つき米の美味しさを味わってしまうと、あってよかったと思います。
ほぼ毎日使うものですので、精米機はしっかりしたものを選びました。5年間使用していますが一度も故障なく、美しく削れ、大変優秀。
精米機「森の水車」 (今は販売していないそうです)
わたしは大抵3分づきにしています。
米によっては、皮が厚いものもあり、その場合は5分~6分づきに調整する場合もあります。
▽コツその2:圧力なべ
水はお米より半カップくらい多めに。例えば3カップだったら水は3カップ半弱。ただし、米によって水は少し多めが良い時と少なめが良い時があるので、様子をみて調整してください。やっているうちにカンが働くようになります。
なべは丈夫でシンプルな、ドイツ人魂の意地が感じられるFissler。
米を軽く洗ったらすぐに炊き始めます。強火にして、ピンがたったら9分極弱火。その後火からおろしピンが降りるまで放置。ピンが降りたら、なるべく早くふたを取って天地返ししてください。
▽コツその3:おひつ
炊けたご飯をすぐにおひつに移します。
おひつの中で、ちょうどよい具合に水分が調節され、極上のご飯となります。
おひつを使い始めてから、昔の人の智恵はすごかったんだなあ、とあらためて感心しています。
おひつは、使用後たわしで洗い、しっかり乾かさないといけないので、手入れがちょっとめんどうかもしれませんが、これがあるのとないのとでは大違い。
「木屋」にさわらのおひつを買いにいったときに、職人さんが「こんな若い人がおひつを使ってくれるなんて・・・」と感激してくださいました。
6年使用していますが全く問題なく、職人さんによると、大事に使えば一生物だそうです。
もう、このご飯に、塩をぱらりとかけるだけでも最高に幸せ。他に何もいらないと思えるほどです。