合唱人増えると戦争が一歩遠のく 花に託した想い
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7/17、18、19、24、25日に東京都合唱祭が開催されます。
1年に一度、280団体もの合唱団が参加する合唱界最大のイベント。
そこで、各団体が名刺を作って名刺交換する場が設けられています。
名刺をたくさん交換した人は、鉢植えのお花のプレゼントがあります。毎年何個も鉢植えをかかえた笑顔の人をみかけます。きっと一生懸命交換したのでしょうね。
限られた予算の中からお花を用意するのは、幹事の方々の見えない苦労がたくさんあります。
しかし、そこまでしてなぜお花なのか。
合唱祭に関する会議にて、幹事の先生からお話しがありました。
「そこには平和への想いがあります。」
「合唱には歌詞があり、そこには作曲家の平和への想いをた託した曲が数多く存在します。例えば、作曲家池辺晋一郎さんは、日本軍の細菌部隊を告発するような曲を作っています。
そこには、人が人を殺してはいけない、という命の尊さ、大切さに対する願いがこもっているのです。」
「植物も命です。この花を一年間育ててまた合唱仲間と再会すること。」
「育てた花と人は生きていることをを感じます。」
政治臭さとは関係ないところで、「歌うことが平和につながる」という想いがこめらているのですね。
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