オルタナティブ・ブログ > 大人の成長研究所 >

ライフワークとしての学びを考えます。

天使にもいろいろな種類があります

»

天使のことについて書きます。

ルネッサンス時代の作曲家、ビクトリアが作曲した「マリアよおそれるな」という曲があります。
 
聖母マリアが身に覚えのない赤ちゃんを授かり、驚き、恐れおののくのですが、天使が降りてきて「マリアよ、おそれないで。あなたは神の子を生むでしょう。」というお告げがある、という内容の曲です。
有名な「受胎告知」ですね。
 
東京混声合唱団の現役テノール歌手で、宗教音楽にお詳しい秋島光一先生は、「天使にもいろいろな種類があるんですよね」とおっしゃいます。
 
そのときの受胎告知を行った天使が、四大天使の一人ガブリエル、なんだそうです。
ガブリエルは「神のことばを伝える」。
絵画では、優美な青年のようなイメージで描かれます。
 
それでは、四大天使の残り3種類はどのような天使なのでしょう。
 
・ミカエル、「神に似たるものは誰か」。
守護者であり、天使の軍団を率いている雄々しい戦士の姿のイメージで描かれます。
 
・ラファエル、「神は癒される」。
癒しを司る天使です。
 
・ウリエル、「神の光」。
インスピレーションを与え、予言の解説をする天使です。
手に炎を灯した姿で描かれます。
 
天使の名前は皆「~エル」となっていますね。これはヘブライ語で「神の~」という意味です。
そういえば、エルサレム、イスラエル、とか「エル」がつきますね。
エル・シャッダイ(全能の神)やエル・アブラハム(アブラハムの神)などと使われるそうです。
 
私は今まで、天使といえば人間の姿をして背中に羽の生えたもの一種類しかないとばかり思っていました。

このように重要な役割を持った様々な天使がいるのですね。
 

Comment(0)