Kindle Fire HDがやってきた、拍子抜けするほど簡単にセットアップは終了
本日、待望のKindle Fire HDが届いた。Kobo Touchの時のように詳細なセットアップ手順ブログを書こうと意気込んでいたが、どうやらブログにするほどの手間はないようだ。
初めて電源を入れた際にやるべき作業は、「日本語で使う」ということを選ぶくらい。あとは、facebookとTwitterのアカウントを登録して終了。購入時点でAmazonのアカウントは登録されているので、すでに購入してあった電子書籍などは端末側ですぐに表示される。実際にそれらを読もうとすれば、最初だけは電子書籍を端末にダウンロードする必要はあるけれど。
もう1つ設定したのは、WiFi接続くらいか。これは、SSDとパスワードだけなので、なんら難しいものではない。メールを読み書きするなら、メールクライアントの設定は必要。GmailやExchange、Yahooメールなどは、アカウントとパスワード入れるだけで自動設定してくれる。このあたりは、他のAndroidでも同じか。ソフトウェアキーボードもレスポンスがいいので、ちまちました入力作業もそれほど苦にはならなかった。
UIはシンプルで、それなりに直感的に使えるのではと思う。電子書籍端末であることを感じさせられるのは、デフォルトで購入した電子書籍の表紙が真ん中に表示されること。メールやWebブラウザを利用すると、履歴として同じようにアイコンが表示される。
デフォルトでは、メール、カレンダー、Skype、Amazonで買い物、OfficeSuiteあたりのアプリはインストール済み。facebookやTwitterのアカウント情報は入力したけれど、それらのクライアントアプリが入っているわけではない。電子書籍などを読んでいて共有メモやハイライトをする際に、自分のそれぞれのアカウントに対してつぶやくための設定だったようだ。
まだ少ししか使っていないけれど、第三世代iPadよりレスポンスはいいかもしれない。最新のiPadやiPad miniだと、そのあたりの比較はどうだかは分からないけれど。画面の明るさはデフォルトでは自分にはちょっと明るすぎたので、暗めに調整した。電池がどれほど持つのかは、またの機会にレポートする。それと、思ったより額縁部分が大きいかな。これはちょっと気になるところ。
もう1つ、数値では分かっていたんだけれど、重さはそれなりに感じる。片手で保持したまま本を読むのは辛そうだ。この重さだと、まだしばらくはE-ink端末の価値は十分にありそう。Kindle Fire HDを手にして、あらためてPaper Whiteが欲しいかもと思ったくらい。ということで、まだしばらくはSONY Readerも併用することになりそうだ。
普段の持ち物にこのKindle Fire HDを加えるかは、もうちょっと検討することにする。少なくとも、iPad 3Gとこれを両方持って歩くという選択はしないかな。もしかしたら、いまリビングで使っている第一世代iPadの代わりとして、家庭内で活躍することになるかもしれない。
スマートフォンなりを持っていて、1台目のタブレットということなら、コストパフォーマンスを考えても、この「Kindle Fire HD」という選択肢はありじゃないかなと思う。そういう人はNexus7でもいいだろうけれど。まあ、普段Amazonでよく買い物するし、電子書籍もKindleでこれからバリバリ読むのだという人は、迷わずKindle Fireでいいでしょう。ちなみにすでにiPad mini持っている人で、どちらかといえばiOSには慣れているというならば、これを特に買う必要はないだろう。