7月7日の七夕の日はじつはクールアース・デーだということを知っていますか？

　さて本日は七夕だ。東京で暮らしていると、もうずいぶんと長い間、天の川なんて見たことないような気がする。さらに今晩は、生憎の天気となりそうで、空には雲がかかってしまいそうでもある。

　ところで、7月7日は七夕であると同時に、クールアース・デーにも指定されている。これは、昨年6月に行われた地球温暖化対策推進本部で決められたことだ。環境省が事務局になって、各府省がクールアース・デーに向けた活動を行うのだ。

　もっとも簡単な活動の1つが、各部署では20時までには業務を終了して照明やエアコンなんかを早々に切ってしまうというやつだ。また省庁が管轄する団体などにもこういった取り組みの依頼がなされている。全国的な呼びかけとしては、7月7日の20時〜22時にかけては、全国のライトアップ施設や各家庭で灯りを一斉に消灯する「七夕ライトダウン」もある。レインボーブリッジや明石海峡大橋などが、これに伴って消灯されるようだ。

　ちなみに、北九州市は積極的にこの活動に取り組んでいる。「七夕ライトダウンin北九州」と題して、「環境モデル都市・北九州」から地球温暖化防止を全国にアピールするために、シンボルイベントも開催されるようだ。

　東京の街なんかは、無駄に明るいと感じることは多い。とはいえ、あまり暗くなると犯罪が心配なんてこともあるので、無闇に消灯すればいいというものではないだろう。とはいえ、都会では夜でも屋外で本が読めるくらい明るい。ここまでは必要ないだろう。今晩はライトダウンで少しでも街が暗くなれば、もしかしたら都会からも天の川が見えるようになるのかなぁ（天気が良ければだけれど）。