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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

Twitterユーザーの6割が1ヶ月以内に幽霊会員になるのはかなり理解できる

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 自分はそうではないけれど、Twitterに登録したはいいけれど、その後、幽霊会員になる人が大勢いるというのは、かなり理解できる話だと思う。

 まず第1に、Twitterでアクティブな会員でいられるには、1日のかなり長い時間IP接続できる環境があることだと思う。つまり、1日1回程度つぶやくのではなく、つながっている間は相当な頻度でつぶやくことができないと、結果的には長続きしないのがTwitterだと思う。つまり、物理的につながっていて、それなりの時間をTwitterに避ける余裕が必要だ。多くの人は、そんな余裕はいないはずだから、幽霊になってしまうのだろう。

 Twitterは、どんどんフォローしている人のつぶやきが流れていくので、溜めておいてあとから一気に読むというのはけっこう苦痛だ。だから、流れてしまった過去のつぶやきは、大抵の場合あきらめてしまう。その代わり、新幹線の中の文字ニュースみたいに、流れている情報を眺めるているにはうってつけだ。そこには、誰かのお昼のメニューもあれば、電車の事故による遅延情報もある。世間的に大きなニュースも流れてくる。眠いとか腹減ったとか、なんら貴重な情報のないものももちろん含まれている。それら流れている情報から、自分で興味を持ったものがあれば、返信してもいいし、それについてGoogleで検索してもいいのだ。

 眺めている余裕のない人には、断片的な情報が無秩序に蓄積することになる。そうなってしまえば、Twitterは苦痛とは言わないまでもうざったい存在となってしまうのだろう。

 ところで、ここ最近、Twitterをマーケティングの情報発信ツールにする動きが盛んになりつつある。FON JAPANやPoken Japanがいち早く利用し、日本オラクルやデルもつぶやきはじめた。少し前から、多くのオンラインメディアもTwitterで、サイトの更新情報などをつぶやいている。

 驚いたことに、米国はもっと進んでいる。なんとFBI PressOfficeのアカウントがあったり、各地の警察署も軒並みTwitterのアカウントを持っていて、”Please drive safely!”なんてつぶやいていたりするのだ。日本の警察も、どこそこで公開交通取り締まり行いますよ、なんてつぶやいてくれたりするといいのに。

 メールマガジンは、読むという行動を起こさないと、下手をすればまとめてゴミ箱に捨てられてしまう。Twitterならばそもそも捨てるという操作はないので、情報を眺めている人には、メールマガジンよりもしっかりと情報が伝わるかもしれない。Twitterでどんな情報をどうやって流せば効果的なのかを、どの企業のマーケティング担当者も考える時期にきているのかもしれない。

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