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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

4月から誕生月に「ねんきん定期便」が郵送される

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 今後は、年金記録問題がさらに深刻な状況にならないよう、「ねんきん定期便」が誕生月に送られてくるようになるとか。

 これに加え、インターネットでも年金の加入状況が確認できるようになった。3月16日から、そのためのID、パスワードの発行申請を社会保険庁のページで受け付けているようだ。

 個人的には、郵送は必要ないかなと思う。希望すれば、メールでアラートしてくれて、あとはホームページで確認という方法を選択できればいいのに。ただでさえ、年金の財源は不安なのだから、コストを削減できるならばできるだけ削減したい。であれば、郵送や紙の印刷物での報告よりも、メールで済ませられるものはメールでと考えてしまう。そのほうが、地球に優しいし。もちろん、それを望まない人には、きちんと郵送での報告は必要だ。

 先日も、IBMのA Smart Planetの話をしていた際に、いわゆる国民総背番号制というか住基ネットみたいなものをもっと活用できれば、かなり効率化できるものがたくさんあるねという話になった。無駄なプロセスを減らし効率化することで、当然ながら二酸化炭素の排出量を削減できるのだ。

 ITの世界にいれば、基本的にこういうものは安全だということもわかっている。とはいえ、住基ネットみたいなものに不安を持つのもなんとなくは理解できる。ITの仕組みに、当然ながら完璧はない。なので、人為的なミスや悪意を持った人がいれば、プライバーシーが守られない状況も出てくるだろう。

 それでも、せっかく発足した有用な住基ネットを活用し、効率化は図るべきであろう。そのためには、まずはITシステムの安全性をアピールすること、そしてそれを運用する社会保険庁などの政府の仕組みが、信用できるものであることを、きっちりと示していかなければならないだろう。

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