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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

使ってみて初めて分かる

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 自分の持っているVAIO type Tにあって、type Pにないものが2つある。

 1つがフェリカの読み取り機能。これけっこう便利で、Suicaの記録を確認したり、Edyカードにチャージしたりとかが簡単にできる。できることなら、これで住基カードも読めたりすれば、e-Taxで申告するのも楽なのになぁと思ったりする。

 もう1つが指紋の読み取り機能。type Tを手にするまでは、指紋なんていらんでしょうと思っていた。ところがこれ、実際に使い始めるとけっこう便利。10指全部登録してあるので、どの指でもサッとなでればすぐにログインできる。ロックがかかっていても、すっと読み取ればサッと復帰。慣れるとこれが以外に楽なのだ。指紋のところを前後にこするとスクロールするのもかなりいい感じだ。

 type Pにも付けばいいのにと思っていたけれど、さすがにコストが高くなるのか。あるいは、スペースと重さの問題からかオプションでも選べない。設置スペースがないと言えばないようにも思うけど。

 ところで、ソフトバンクモバイルの販売店で指紋認証を使ったASP型の勤怠管理システムを利用するとのこと。

 こんなこともニュースになるんだなぁと。指紋が受けたのかASP型というのがニュース性があったのか。どちらにしても2600万円のコスト削減効果は大きなメリットだ。指紋じゃなくてICカードとかでもいいじゃんと思うけど、指紋のほうが以外と管理は楽かも。ICカードを発行する手間もコストもないし、退職した人の抹消時にもカードの返却の手間もない。さらには、カードを忘れたといったことへの対応もない。

 指紋は、先日も偽装して入国したなんて話もあったので、セキュリティー面では課題もあるかもしれないけれど、勤怠管理くらいのシステムなら大きな問題はないだろう。100%の信頼性がなければだめなのか、あるいは、ある程度の信頼性があれば、安くて簡単で便利なものを選べばいいのか。不況のいまだからこそ、柔軟な対応が求められているのかもしれない。

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