Bloggerの力

　サンフランシスコに来ている。Salesforce.comの年次カンファレンスである、dreamforceに参加するためだ。

　年々規模を拡大しており、今年はモスコーンコンベンションセンターのノースとサウスを使うまでになった（ノースの巨大なホールまではさすがに使ってはいないが）。昨日の夜は、バンド演奏のある盛大なパーティーなども開かれ、CEOであるマーク・ベニオフ氏がかつて所属していたオラクル社のイベントOracle OpenWorldを彷彿とさせる。

　ところで、初日のキーノートセッションの会場には、ブロガー席が設けられていた。プレス席とは別に、会場の前方横にテーブル席で電源にインターネット回線まで用意してある。ここで講演を聴いて、ライブでブログに情報アップしてくださいということのようだ。

　日本でも、毎日新聞が行った記者発表会にブロガー席が設けられていたとか。ブロガーが話題にすることで、認知度の向上と情報の信頼性が上がることを期待するということだろう。以前から、米国ではホワイトハウスの定例会にブロガーが参加したといって話題にはなっていた。さて、日本での効果のほどはいかがだろうか。

　といったことを、日本のITmediaのオルタナティブブログの場で話題にしているのであった。