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議会改革、「開かれた議会」の実現 佐賀県武雄市

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めんそ~れ!

兵庫県議会議員の某氏の事件から、議会に関しての関心が少し高まったように思います。

今日の朝も「新報道2001」で議会について特集がありました。

その解説の中で、議会のビデオがカットされていて、なぜだと真意を調べると答弁予定の役所の担当責任者が次の答弁まで読んでしまったのでカッとした話が出ておりました。

議会の答弁が形骸化し、シナリオ通りに進められ、議員は原稿を読むだけになっているとのことでした。

弊社では、昨年から佐賀県武雄市の議会の同時音声文字通訳業務をさせていただいております。

武雄市が弊社のシステムを導入した大きな理由は、「開かれた議会」を実現するということでした。

実際に入力したものは、同時に全国誰でもが見れるようにURLで配信されますし、その日の議会の議事速報は議会終了後2時間以内にホームページで公開されるようになっております。

そのためというわけではもちろんないですが、武雄市議会の入力を担当させていただいていて強く感じるのが、武雄市議会の議員さんは、与党野党にかかわらず、真剣に武雄市の事を議会で話し合って議論していることです。

昨年から、武雄市議会を入力させていただいて、いくつかの問い合わせをいただいておりますが、なかなか議会全員が賛成してこのシステムを導入していくという市町村、都道府県議会が表れてこないのが、残念です。

今回の某県議会議員の話を聞いて、改めて議会改革に真剣に取り組んで、今日の議会の内容が誰でもすぐに確認できるようになってほしいと思いました。

(参考)「e-ミミ」議会編

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