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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

日本の年少人口

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めんそ~れ!

今日はこどもの日ということで、総務省が昨日人口推計を発表していますが、年少人口(15歳未満の人口)が28年連続で減少しています。

1714万人ということで、過去最低を更新したということです。

人口に占める割合も13.4%と人口3000万人以上の国31カ国の中で最低だそうです。

そんな中で、年少人口の割合が一番高かったのが、沖縄県の17.9%で、2位の滋賀県の15.1%と比べてダントツに高い数値です。

以前のブログでも書きましたが、沖縄では本当に子供を見かけることが多くて驚きます。

そんな沖縄でも前年より年少人口の割合が減っている(▲0.2%)ので、若干差が縮まりましたが、日本で唯一、年少人口が老年人口(65歳以上)(17.2%)を上回っています。

沖縄県は長齢県ということもあり、「おじい、おばあ」も多いのですが、それよりもさらに年少人口が多いのです。

昨年来、チャットコールセンターで専門学校の入学に関する問合せを受け付けて回答するという仕組みをおこなっていますが、今年から県内高校生向けに大学・専門学校の問合せの回答をおこなう「シンガクチャット」を始める計画を進めています。

沖縄県内の進学に関しては、県内で進学する高校生が多いのですが、年少人口がダントツに高いということもあり、東京や大阪・福岡の大学・専門学校が沖縄県の高校生の進学をねらって進出してきている上京です。

たしかに、全国的に見れば、大学・専門学校は少子化で苦しい経営をせざるを得なくなっておりますので、子供が多い沖縄県は重要な市場なんでしょう。

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