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沖縄の自然と歴史とIT事情をナイチャーの目でレポート

企業にとっての社会貢献の重要性

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めんそ~れ!

10月31日にようやく新会社「株式会社アイセック・ジャパン」のオープニングセレモニーを開催することができました。

9月に起業させていただきましたが、まず、オフィスを借りるのに苦労しました。立ち上げたばかりの会社なので、できるだけコストを下げたかったのもあり、平成20年度の「ベンチャー育成連携事業」の認定をいただいた沖縄県産業振興公社に支援いただき、沖縄県うるま市のインキュベーション施設である「いちゅい具志川じんぶん館」をお借りできるようになったのが、10月。

とりあえず従業員3名のパソコンや机を運びこめたのが、10月11日。

そのあと、光回線の工事やオフィス家具の搬入、パソコンの設置。ようやくオフィスらしくなったのが、10月の24日。

産業振興公社の育成事業として市場調査を実施するためのアルバイトの就労が始まったのが、10月27日から。

いままで、IBMにいたころは、新規の事業の立ち上げで就任したとしても、場所やオフィスはすでに用意されており、人材も確保されており、事業の目標も決まっている中で、どう手腕を振るうかというのが任された任務だったのですが、起業をすると、総務の方や法務、建設、人材など全てのことを自分でやらなければいけないので、改めてそういう人たちに今までお世話になっていたんだと感じました。

企業を経営するにあたって、経営理念というものが大切になります。会社の方向があいまいになったときに、立ち返って何のために会社を設立したのだろうと考えるためにも重要です。

今回、オープニングセレモニーのスピーチできていただいたお客様にどうしても伝えたかったことがあります。

それは、経営理念の中でも述べているのですが、「社会への貢献」をする会社になりたいということです。

1つはこのブログでも何度かご紹介していますが、沖縄県の失業率の問題への貢献です。特に若年者雇用に関しては、大きな問題であると感じています。沖縄は少子化はないと書きましたが、日本の将来を考えると子供がたくさん生まれる地域での雇用が安定してくれば、日本事態が安定してくると思います。

そういう意味で、若年者雇用促進に貢献したいと考えています。

もう1つは障害者支援です。わたしが、この「チャットコールセンター」の設立のときのひとつの大きな動機は、今までコールセンターというものは、聴覚障害者にはまったく無縁のものだったのですが、このセンターはそれを変えられるということでした。

つまり、聴覚障害者の方がチャットコールセンターへは健常者と同じように問合せができます。もっと素晴らしいのは、聴覚障害者がコールセンターで働けるようになります。

最近「食」に関していろいろと問題が起きていますが、社会への貢献を経営理念に入れておけば、企業の運営を考えたときに問題を起こさないのではないかと考えております。

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