オルタナティブ・ブログ > mtaneda ブログ >

中小企業の開発者は会社で何をしているのか

言霊教

»

消費税も上がりますし、昔の(私ではない誰かが書いた)システムのソースコードを読む必要が出てきました。

そのシステムでは、消費税率を「GetTax()」という名前の関数で取得していましたが、
この名前であれば、 税率ではなく消費税金額が返ってきてほしいところ・・・

税率なら、GetTaxRate()とかにしてほしいと思います。

ちょっとした違いですが、自分がよくわからないプログラムを読むとき、
関数や変数の名前はとても重要で、
適切な名前になっていると、余計な頭をつかったり、ミスリードが減ってすごく楽になります。

それに、勤務先では「適切な名前をつけたプログラムは、勝手に正しく動いてくれる」という「言霊教」というものがあるのですが、
その通りだと思っています。

変な名前のままプログラミングを進めると、
途中で自分自身が勘違いしたりして、結局バグってしまったりしますが、
適切な名前だとそれが防げるので、結果として正しいプログラムになりやすいのです。

まぁ難しいのですがね・・・
私の場合、テンポラリなプログラムでは、hogeを多様してしまうし、
まじめなプログラムの場合、適切な省略名が思い浮かばず、長い名前になったりしてまだまだ修行が足りない感じです。

Comment(0)