オルタナティブ・ブログ > mtaneda ブログ >

中小企業の開発者は会社で何をしているのか

8ミリビデオ 救出大作戦

»

友人から「8ミリビデオを再生できる機械持ってない?」と相談をうけました。
実家に3台程あるので、友人宅に直送しました。

しかし、実際に再生してみたら、テープは巻き込むわ、取り出しはできなくなるは、上手く再生ボタンを押せる状態になっても砂嵐だわで全然役に立たなかったとのことです・・・

ということで、昨日はゴルフ練習場の後にお邪魔して、いろいろ試してみました。

今回渡した機種は、以下の3機種。

  • 京セラ KD-3010
    父が私たち家族を撮影するために購入したもので、かなり古いものです。
  • シャープ VL-HL2
    Hi8対応、私がバンド活動を撮影するためにヤフーオークションで購入したもの。
  • シャープ VL-HL3
    Hi8対応、私がバンド活動を撮影するためにヤフーオークションで購入したもの2。

IMG 1677IMG 1680IMG 1679

KD-3010は全くダメでした。
テープの巻き取り機構が壊れている(おそらくローラーかベルトの不良)ので、ピンチローラーがテープを送るだけ送ってしまうので、
すぐに絡まってしまいます。
(強制ストップする前に一瞬だけ映像が表示されたので、友人のテープはHi8規格ではないということだけはわかりました)
しかも、カメラもおかしくて、撮影してもモニタに何も映りません。

VL-HL2は、メカはそこそこ動くのですが、
どのテープを入れても全部砂嵐です。
試しにHi8判定を強制OFFにしましたが、ダメでした・・・

VL-HL3は、テープの取り出しができなくなったとのことでしたが、
おそらくセンサーがありそうな場所を圧迫しながらEjectボタンを押したらなんとか取り出せました。
この中で一番新しい機械なので、再度挑戦したら本体モニタには映像が表示されました。
しかし、コンポジット出力やS出力でテレビに映すと、乱れて全然ダメです。
出力回路のコンデンサが飛んだりしているのかもしれません・・・

VL-HL3を使えば内容は確認できるので、必要なものは業者にDVD化してもらおうという案がでましたが、
悔しいのでヘッドをクリーニングしたり、エアダスターで埃を除去したりしていたら、
VL-HL2の調子がだんだんよくなってきました。

少しずつテレビにきちんとした映像が映るようになってきました。
もしかしたらと思って、再生しながらエアダスター を吹き付けたら、綺麗に写るようになりました。

あきらめずに挑戦することは大事ですね〜

友人の奥さんの小さい頃の映像だということでしたので、25年近く前のビデオです。IMG 1681

感動ですね!

さて、これからは友人にビデオキャプチャボードを使ってDVD化を頑張ってもらいましょう。
彼は奥さんと私を差し置いてジャンクボックスを漁っていましたが・・・

 

IMG 1682
コンデンサがちぎれて残念なことになっていました・・・

さすがにこれの修理は面倒くさいので、あたらしいキャプチャ装置を買ってもらいましょう。

 

帰宅後他の友人とチャットしていたところ、8ミリ規格の機械って2011年まで生産していたみたいです。
ソニーのGV-D800というもので、今でも比較的手に入りやすいみたいです。

値段は大変なことになっていますが・・・

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B00009N5OG
Comment(4)